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万里号

一作品のみに登場するブルドーザー。2006年の朝鮮映画「발자욱」(足跡)の序盤にて、室内で登場人物が会話する背後にこのイラストボードが置かれている。判別しにくいが、만리호(マンリホ)という名称と見られる(imcdbでは万景号としているが、この場合のハングルは만경호である)。

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出番はこの序盤のみで作品自体に一切絡まないため、どのような意図で登場させたのかは不明。ベースも不明だが、ソ連のChTZのT-130は細部こそ違うがやや似ているため、海外製ブルドーザーを模倣したか、それを元に独自性を加えたのだろう。イラストと写真らしきものが見えるため実際に製造された可能性があるが(恐らく楽元機械連合企業所)、結局のところこれ以上は分からないままである。

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万里号(KCTV)

参考文献


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