刺しゅうとラバーシートでネーム入れ (のつもりが色々発展、更に何故か大怪我!) -ハンドメイド実践日記58

前に少し書いたかもしれないけど

友人から事業を始めたからシャツにネーム入れをして欲しいと相談がありました。

入れる文字はロゴマークと「杉野ガッチガチ研究所」

白文字っていってたからカラーシャツだと思います。

わたしのわかる範囲で個人レベルで出来るネーム入れ。

カラーシャツ&文字がメインだと限定されるので浮かぶのが3種類?

‣ラバーシート

・刺しゅう

・シルクスクリーン

シルクスクリーンというのは

文章で書くと説明が難しいな。。。

網の目ネットって無数に穴が空いてますよね。

物凄く細かいネットに

ちょっと待って図を描いてみる。

スクリーンショット 2021-07-19 144234

これでわかるかな?

シャツの上にネットを乗せて、その上にプリントしたい形をくり抜いたものを乗せる(真ん中の図)。

上からインクを落とす。

そしたらシャツの上に文字の形でインクが落ち、プリントされる。

ざっくりこんな仕組みです。

本当は形をくり抜いた紙を乗せるのではなく

薬品や専用シートなどを使って

くり抜いた紙と同じ効果があるようにネットの目を薬品で塞いでいきます。

うーん、説明が難しい。

興味がある人はシルクスクリーンで調べてみてください^^

メリットは大量に同じ図柄をプリントする場合。

一度、版 (加工されたネット)を作成すれば

あとはインクだけ用意して大量生産が出来ます。

数枚作成するだけなら割に合いません。

何度か試したことあるけど、かなり慣れと練習が必要。

慣れた人はコストはほとんどかけずに全て自分で出来るのだと思います。

わたしは今のところ考えてないです。


ラバーシートというのは

わたしが一番使い慣れたやつ

それなりにコスト掛かります。

実際にわたしが使っている商品のリンク貼っておきます。

https://www.denno-saurus.com/item_detail.php?mode=_ITEM_DETAIL&i_xid=5662495

他の業者からも色々な種類買ったけど上手くいかなかった。

この商品はとても使いやすくて安定しています。

今まで何度か紹介したマスクプリント。

文字部分は全てこれを使っています。

素材によって他の種類を使うこともありますが、この商品はお勧めですね。

カッティングシートと同じようにカットします。

あとはアイロンプリントのイメージ。

素材がゴムのような感じで強いです。

そのためカッティングシートよりもかなり細かい加工が可能です。

まぁ洗濯するうちに剥がれるリスクはあります。


次に刺しゅう。

これは練習中!

以上!


というのが今回、友人よりネーム入れの相談を受けたので

何かしら記事にしようかと思っていました。

友人が言うにはネットなどの業者へ注文すると標準で1文字1.5cmだったそうです。

文字数が多いのでロゴ入れて全部で20cmオーバー

胸と袖って言ってたんでそれだと大きすぎる。

友人も出来るだけ小さくしたいらしい。

小さいサイズでロゴを入れるとなると刺しゅうはまず無理でしょう。

シルクスクリーンが一番良いと思うけど、わたしは無理。

というわけで

刺しゅうとラバーシートで作ってみました。

キャプチャ

このロゴを刺しゅうで1cmとか無理でしょ。

ラバーもどうかなぁ。

考える前に作ってみる!!!

画像3


フォントは刺しゅうプロ搭載のもの。

サイズは文字のみですが10cmと8cm

これにロゴが入るから+2cmかな。

設定は特にいじってないので標準的な刺しゅうということになるのかな?

では次にラバーシート。

こっちは慣れているので出来たものが完成形ぐらいの感じになると思います。

画像4

右はさっきの刺しゅう分。

左がラバーシートで大きなものから13cm、11cm、9cmくらい?

全てロゴ込み。

比べてみると一目瞭然

刺しゅうなんかやってらんない!^^;

ラバーのほうのフォントは「ことだま」ってお気に入り。

多分有料だった。

一見、奇麗だけどよく見てみると色々不安要素が。

「ガ」の点部分が飛んでいる、

飛んでなくてもすぐに剥がれる?

ロゴの枠の部分が上手く剥がれていない。(下側の枠の中のライン緑部分)

こういったことは想定内なので一度、仮作成してみてからチェックしていきます。

不味いところはデータを修正していく。

今回は一番小さい9cmサイズが良いということだったので、それを頭に置いて修正する。

スクリーンショット 2021-07-19 154029

文字を太くして点も大きくする。

あとよく使う技ですが点々などは、くっつけてしまう!

場合によっては、もっと強引に「ガ」だと「カ」と点々も一部をくっつける。

そうすると点だけ剥がれることはなくなります。

文字内のくり抜く部分も小さすぎると無理なのでワザと広げてしまう。

ここらはデザインのバランス、サイズを考えながら臨機応変に。

これで再度、カット。

画像6

今度はロゴの「杉」の右側が飛んでしまった。

これは単純にシートを剥ぐ際にミスった。

途中で気づいて気を付けたので2個のミスで収まった。

あとは単純ミスで「所」の点が1か所飛んだ。

画面上では、全部あるけど点だけ無理やりハサミで切って貼り付けた。

誤魔化せた?

と思ったけど、こんなのプロの仕事じゃない!!!

と自分に言い聞かし作り直し^^;

ついでに若干データを再調整。

ミスした場合は1文字単位などで作成する。

画像7

端切れのシートを使ったので入るだけ入れました。

このロゴ、計ってみたところ1cmでした。

結構出来るもんだね。

準備は出来たけど肝心のシャツがありません。

今日なら時間があるので今日のうちに仕上げてしまいたいけど、もうすぐ出かけるらしい。

共通の行きつけの飲み屋さんがあるので、時間があれば今からでも店に置いといてって言っときました。

でも取りに行ったら確実に飲むことになるし、仕事したくなくなるな。

プレス機の加熱さえ済ませればシャツ4枚×2か所加工の8か所。

さっきのシートを切り分けて

プレス機で加熱。

150度で15秒間です。

余裕見て30分てとこ?

ロゴデータ作って他のデータも作って

高い機械使って材料代掛かって。

使ったラバーシートの材料代は全部で500円弱くらい?

もっと安いかな。

これを友人から仕事して受けて

いったいいくら請求したらいいの?

というか友人抜きにしても請求金額がわからない。

友人価格とか考えると余計にわからなくなるから

あまり考えずに全部で5,000円か6,000円?

6,000円として1枚1,500円。

シャツ代は持ち込みだけど

仮にシャツ代込みの場合はよくやってる。

その場合、ネームのみってのは無いけど

シャツ込みで2,500円~3,000円くらい。

そこそこのシャツは仕入れで600円とかで買えるから

1,500円+600円で2,100円。

安いな。

じゃあ持ち込みで1,500円でも高くないか。

自分とこでシャツ用意したほうが

万が一、失敗したときに、もう一度同じもの買えば良いからと気は楽です。


加工が終わったら下へ記事を追加します。


おはようございます。
翌日です。

昨日、シャツを受け取り自転車で家に帰っていたところ
ファミレスの前で前輪がハマったか滑ったかで転倒!

見事、アスファルトへ顔面から落ちました。

体感的には縦にクルッと一回転したような気分。

店の中から若い子ら数人が出てきて
「大丈夫ですか???」
「救急車呼びましょうか?」

え?救急車?
自転車でコケただけだし。
ありがとう、大丈夫だよ(^^)

すぐに起き上がろうとしたけど
足、自転車、身体
のような感じで変に重ねってて
足が外れなくて起き上がれない。

店の中から外を見てたら
凄い勢いで転倒して、ビックリして出てきてくれたらしい。

店の人も出てきました。

「救急車呼びましょうか?」

「ありがとう、大丈夫です。」

うーん、どう頑張っても、足が挟まって起きれない。

「顔が血まみれですよ」

え?
顔を触ったら手が血まみれになるし、どうなってる?
舌で探ったら
あれ?
唇が無い???
前歯欠けてる?

一人で何とか起き上がってみたけど
特に動けないとか骨折した感じはなし。

自転車って前ブレーキだけ掛けると
後輪浮いて一回転しますよね。
特に今の自転車は軽いんです。
普段から片手に郵便物を持って自転車でポストまで行きますが
必ず前輪のブレーキのみ掛けることがないように意識しています。
多分、そのせいだな。
片手にシャツを持ったまま
前ブレーキのみ思い切り掛けたんだろう。

身体の状況がよくわからなかったので
その場で救急病院を調べました。

自転車で5分の距離。
電話してそのまま行くことに。

頭やら手足のレントゲン撮って
異常なし。

鏡を見せてもらったら
確かに救急車を呼びたくなる顔してました(^^)
唇も一部が無い???裂けた???

よくわかんない。
結局、処置は顔のみ。
顔を3ヶ所縫ってもらいました。

あ、明日、歯医者にも行ってね!

って。