●●LINGUALという言語迷子
夢を見ていると、相手次第で、夢の中の主言語が変わります。
大学の友達が夢に出てきたら日本語
高校の友達が夢に出てきたら英語
現実世界で、そうなんだから、夢もそうなるのは、なんとなく納得
でも、人によってはそうじゃないみたいです
日本語だけをしゃべっている人は、どこの国の人が現れても、日本語で会話しているってことかな?
◆夢の中
前述したように、夢の中では、現実世界と同じように相手によって言語を使い分けています
無意識のことだったので、意識すると確かに、今日は高校の部活の夢だったから、英語だったなぁ~と思い出せるように
指摘されるまでは、正直あんまり意識していなかったこともあり、覚えていません
だから、いつからそうなったのかも分かりません
◆言語の混乱
普段言葉をしゃべっているとき、言語の切り替えは無意識に行われています
でも、2つの言語を平等に話すのはとても難しくて、よく混乱していました
シンガポールの幼稚園に通っていた時は中国語教育を受けたこともあるので、3ヶ国語の中で迷子
アメリカの中学・高校では移民も多く、スペイン語や韓国語が中途半端に理解できるようになったために4ヶ国語で迷子
英語を話していた直後に、日本語を話すと、英語まじりのカタコトの日本語になってしまったり、言葉と言葉が混ざって謎の単語を生み出したり
切ったとcutが混ざって「かった」と言ってしまうことも
落ち着いて考えたら、なんでやねん、って思うことも、無意識に口に出しているんですよね
脳と口が直結していて、思ったことはすぐに口に出したいタイプなので、こんなことは頻繁に起こります
◆無意識の切り替え
相手に関わらず、無意識に脳を切り替えるタイミングは、あまり何も考えていないときに起こりがち
眠気と戦っているとき
集中して作業しているとき
私の無意識の言語の切り替えは、特に上記の2つのシチュエーションでよく行われているようです
無意識なので、どちらも人に指摘されるまで気づかなかったことです
言われてから気づいたことですが、眠気と戦っているときにぽつりとつぶやいた言語は、その後の夢にも引き継がれているようです
たとえば、その日の夢が英語の夢だと、その前から少しずつ脳が英語に切り替わっていて、話しかけられたら咄嗟に英語が出てしまったり
英語の夢から目覚めた直後に話しかけられると英語で返してしまったり
脳が起きると、ちゃんと切り替えられるんですけどね
◆切り替えの傾向
今は日本で暮らしているので、主要言語はもちろん日本語です
1日中誰かと出かけていたり、稽古に参加していると、脳が完全に切り替わっているので、その日の夢も日本語です
ただ、終日ひとりで作業している日は、ひとりごとも英語だそうです
(いつもお母さんに指摘されます)
ただし、ものすごく集中していると、疲れるせいか、あまり夢を見ません
なので、作業日=英語の夢の検証はまだできていません
バイリンガルというと、すごいことのように言われることがありますが、
私の中ではセミリンガル
敬語とため口の切り替えくらいの感覚で切り替えているような気がします
26歳になって、アメリカから帰国して9年が経っても、未だに言語迷子なSEMI-LINGUALです
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