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【マガジン】合唱人のための音響学・生理学

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これまでマガジンに収録されていなかった、合唱人のための音響学・生理学に関する記事をまとめたマガジンです。
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2019年5月の記事一覧

発声器官の3要素

リチャード・ミラーは、発声器官は原動力(呼吸管理)、振動器(喉頭)、共鳴器(声門上の声道…

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黒川和伸
5年前
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Chi pronuncia bene canta bene. 〜発音を磨くことで、発声の基礎固めをする〜

Chi pronuncia bene canta bene. 声楽に関するイタリア語の格言で「発音が良い人は歌が上…

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黒川和伸
5年前

声楽教育の5つの原則

優れた声楽教師は自分の感覚や経験を生徒に引き継がせようとするだけではありません。 リチャ…

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黒川和伸
5年前
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Q. テノールのアクート(実声による高音)の出し方を教えてください!

A. アクートのしくみを学びましょう! ミックスボイス(声門閉鎖の強い裏声)が、喉頭内の声…

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黒川和伸
5年前
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Q. 「すべての音が低めにずり下がって聞こえる場合の対処法を教えてください。」

A. 歌うときの姿勢、支え、顔の表情が「ピッチ」や「トーン」に影響があることを伝えましょう…

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黒川和伸
5年前
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【発声指導・新三大NGワード】 「響かせて」「力を抜いて」「息を流して」

【発声指導・新三大NGワード】 「響かせて」「力を抜いて」「息を流して」 「響いて」いない…

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黒川和伸
5年前
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声を「かぶせる」とは何か?

声を「かぶせる」という用語は声楽教育において広く使われていますが、それが音階のどの箇所で、どのように、どのくらいの規模で行われるかは、各国の流派によって異なります。 (例えば、ドイツの「デックン」や、フランスの「クーベルチュール」、イタリアの「コペルトゥーラ」) 「かぶせる」ことをしない「開いた」声で歌うと、声の楽器にダメージを与える可能性があります。 イギリスには高音域で息を混ぜるやり方(カテドラルサウンド)があり、「かぶせる」ことを必要としません。 イタリアのコペ

¥100

共鳴の指導は、プレースメントから声道のコントロールへ(音源フィルタ理論:Source-fi…

プレースメント プレースメントとは、声をどこかに置くこと(place ment)によって共鳴感覚を得…

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黒川和伸
5年前
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