〜ケチャックダンスのストーリー〜
登場人物:ラマ(王子)
シータ(王妃)
ハノマン(猿の将軍・白猿)
ラワナ(魔王)
トゥリジャタ(ラワナの姪)
メガダナ(ラワナの息子)
※もう少し登場人物はいるのですがざっくり言うとこんな感じです!
ケチャは元々バリの太陽崇拝と海が魔物から陸に上がってこない様に祈る儀式が発展したものにラーマヤナ物語を取り入れられ、舞台劇になりました。
ざっくり説明すると…
アヨディア王国にはラマと言う王様と王妃であるシータがいました。
魔王ラワナは王妃であるシータの美しさに心を奪われ王であるラマからシータを引き離そうとしました。
シータは魔王に魔法を掛けられ森へ追放されましたがある日ラマの助けを求める声を聞きました。
シータを守る様にラマから言いつけられていたラマの弟ラクサマナにシータは兄であるラマの様子を見に行く様に頼まれましたが、兄からの言いつけであるシータを守ること優先すべく、シータのお願いを断ってしまいます。
シータは怒ったためラクサマナはシータを置いてラマの方に向かうことにしました。
しかし1人では心配なのでシータの周りを火で囲みおまじないをかけて行きました。
火で囲まれているため魔王ラワナは近寄れませんでした。
ですが魔法を使いシータを火の輪から出すことに成功してしまい王国に連れ去られてしまいました。
魔王ラワナに囚われてしまったシータは嘆き悲しんでいましたがトゥリジャタと言うラワナの姪が世話役としてついており慰めていました。
王であるラマは王妃シータが囚われたことを知り白猿のハノマンに頼み様子を見てもらう事にしました。
ハノマンは突如シータの前に現れため、はじめシータはハノマンはまた魔王の使いなのではないかと怯えて居ましたが、ラマから預かった指輪を渡し本当にラマの使いだと信じて自分の髪飾りをハノマンに託しました。
ハノマンは魔王に焼き殺されそうになりましたがなんとか逃げ出せ無事に逃げ切れました。
王ラマは魔王ラワナの元へ辿り着き魔王の息子であるメガダナと戦いますが、一人ではラワナを倒せないと思いハノマンと一緒に戦うことになりました。
無事魔王ラワナを倒しシータと再会でき、再び平和をとり戻すことができました。
ざっくりですがこんなお話のようです!
ストーリーを頭に入れておくとより一層楽しめると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?