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#政党連合けやきの木 職業としての大学経営

ヘッダー画像はローマ・サピエンツァ大学
https://smapse.com/sapienza-university-of-rome-the-roman-university-of-la-sapienza/

日時 2023年6月18日夜

出席者 ちょろけん(副代表)・カニキ・はにわ

議題 大学経営RPGについて

カニキ党員が大学経営ゲームをつくってみたいとこの議題を提出した。既存のゲームでは飽き足らない層には熱狂的に受け入れられそうとの前提で、より娯楽性を高めるべくストーリー・イベントについて検討を加えた。

まず、主人公の設定については、次の三案がある。
①教員 理想の教育を求め学園を創設する
②官僚 専門知をもって事業に乗り出す
③財界人 国を支える人材育成を図る

①は澤柳政太郎、②は松前重義が例として考えられる。また、専門が文理どちらであるか考慮すべきという意見も出た。

次に、ストーリーとしては、小さな学び舎を大きな学園にまで発展させるのを基本とする。日本大学のようなマンモス校、あるいは慶應義塾大学のような幼稚園から大学院まで付属校がある大学に発展させられればゴールである。学部をコンプリートすることを目標とした場合、医学部の設置に係る認可を得るのが最大の関門だろう。

時系列で出来事を並べると、
1930年代-軍部の台頭、圧力を加えられる→特にキリスト教系の大学
1940年代-学問どころではない。学生や教師が兵隊に取られたり、キャンパスを焼かれたり…
1945-GHQから怒られ
1950-新制大学としての再出発
社会運動に関わる教授を多数雇っていると政権からにらまれるが、かといって保守的な学風だと今度はGHQから批判される。どっちにしても戦争中をどう耐えるかが大事。

1968-大学紛争
さあ始まりました楽しいボーナスイベントの時間です。医学部の学生がキャンパスを封鎖し始めました。なお、対処を誤ると筑波に強制移転させられてゲームオーバーとなります。

1970年代-キャンパスの移転(工場等制限法)
1985-臨教審とバブル経済
中曽根康弘とかいう反動おじさんのたわごとに振り回される。ライフが20減る。
1990-大学改革→お金をください
研究費、非常勤講師etc…という経済面の不安。堅実に資産形成を図りましょう。国債はおすすめですが、ただし前学長がギリシャ国債を大量に購入していた場合は話が別です。

一言で言うと、政治との距離感、バランス感覚が求められるゲームである。バランス感覚がない人間だと、獣医学部の新設をお友達にお願いしたら国会に呼ばれたりしちゃうかもしれない。

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