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風の時代は、感じてから考える

プロシニアにキケ!番外編 『サラリーマンじゃない生き方』のイベント振り返り

2022年6月1日に『サラリーマンじゃない生き方』というイベントを開催し35名の方に参加頂きました。今回は転職や起業ではなく、50歳で人生を休憩するために会社を辞めた友人3人に話を聞きました。イベントについては以下の案内を参照ください。

風の時代で何が変わったのか?

最初に山内さんからKeyNoteとしてキーワードを共有して頂きました。

KeyNote
● 風の時代がやってきた
● 人生100年時代に突入!50歳は人生の折り返し地点!
● コロナウィルスが時代を加速させた!
● 時代は新しい働き方へ
● 核家族・独身化がさらに進む

KeyNoteから風の時代についてピックアップします。
2020年12月に土の時代から風の時代に変わっています。

イベントプレゼンより引用

今まではお金や物質を所有することが重要だと思われていましたが、これからは情報や人脈をシェアすることが大切になっていきます。私はこの中で縦社会から横のつながりへの変化がもっとも関心があります。この変化により、求められるコミュニケーションのスキルも変わっていると感じています。賃金などの業務命令がない関係で、どのように協働してシナジーを生み出していくのか…。このスキルがこれからの時代に必要になってくると感じています。

会社を辞めたきっかけは?

山内さん:風の時代の変化を感じた
樋口さん:人生100年とはいえ、元気なうちにやりたいことがある
佐橋さん:母の病気がきっかけで、「人生は明日がわからない」と実感した

3人の共通点として今の仕事に対する疑問や不安もあったようですが、それよりも100年時代を考えた時にこのままで良いのか?という想いが強くありました。人生100年時代というのは、多くの人の意識と行動を変えていますね。

会社を辞める準備は?

山内:黒田雄介氏「ライフピボット」を読んで自分のモヤモヤを言語化された
樋口:自分を変えるために人付き合いの幅を広げた。その出会いから学ぶことが多かった。
佐橋:60歳以降の働き方をイメージした時に、マーケティングは会社でしか使えないスキルだと感じた。自分のスキルの棚卸しをしてギブワーク(友達に無償でサービスを提供)をしてみた

3人の共通点は「何年間は暮らしていけるかなぁ」という超楽観主義でした。また、お金はたくさんあっても不安がなくならないが、お金がなくても楽しく生きている人はいる。お金は意識の問題で何とかなるという考えでした。

サラリーマン人生を卒業した感想は?

山内さん:辞めてから、人脈づくりやイベント登壇など何だかんだ忙しい
樋口さん:会社に行かなくても良いと思うと色々な予定を入れてしまうので、自分で余白を作るようにしている
佐橋さん:仕事があるからと諦めていたことが出来るし、自分の好きなことだけやれば良いから、楽しくて忙しい。

3人とも忙しい!と言うのは意外でした。そして3人ともが、仕事を捨てたらこそ新しいもの(出会い)が入ってきたと話していました。

最後にパネルの3人からひとこと

山内さん:もし迷っている人がいれば、頑張るのも良いか辞めても何とかなるし、辞めれば自分の波動の合う人たちだけと付き合うことが出来る
樋口さん:モヤモヤしていることに、人生を変えるきっかけになれば良い
佐橋さん:自分の人生をどうやって生きたいのか…私は心地よく生きたいと思っているので、我慢だけやお金を求めるだけでなく幸せに生きることが出来る

  

毎日の仕事、生活で辛い思いをしている人も多いと思いますが、本当に今の生活は変えられないでしょうか?今回のイベントをきっかけに、新しい可能性に気付く人が増えると嬉しいです

【放課後トーク】人生で大切にしたいこと

イベント終了後にお時間ある方に残って頂き放課後トークをしました。そこで「人生に大切にしたいこと」をお聞きすることが出来ました。

たくさんの気づきがありましたが、私が最も響いたのは「感じてから考える」という言葉でした。サラリーマンをしていると論理的に考えることが求められます。でも会社を辞めるという決断は、論理的に考えると【やらない理由】が沢山でてきてしまい、踏み出せなくなります。

だからこそ、考える前にまず自分の気持ちに寄り添い「感じる」ことが大切です。「好きなことをやりたい」という自分の心に嘘をつかない。そしてやりたいことをやる人が増えれば、私のライフテーマであるシニアの孤独・孤立が防げると感じました。

放課後トークの後にパネラ―とアフタートークも…

セミナー参加者からのコメント


🍀 いろいろな角度からのご意見が聞けてよかったです。パネリスト方もリラックスしてお話されていて、とても聞きやすかったし、共感できました。
参加された方の決断を後押しする素敵なイベントだと感じました!
🍀 すごく登壇者の方の、笑顔が素敵でした。先の人生、重い荷物を抱えて行くイメージじゃなく、適量を持って、楽しんでいくイメージを得ました。 ありがとうございました。
🍀 風の時代というキーワードも出てきましたが、時代の風を感じるようなイベントだったなと思います。3人のパネラーの方が話される内容が似ていたのもとても印象的でした。心地よく生きる、好きなことをやる、ご機嫌に生きる。翻って考えると、普段私たちは随分ストレスを抱えながら働いているということなのでしょう。3人の方が大切にしているような生き方が、組織に属しながらも可能であるような、そんな組織への変容圧力もこれから高まっていくと思います。
🍀 神野様、スピーカーの皆様、昨日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。転職はしていませんが、今年は55歳になるため、いつかは好きな.ことをやってみたいと考えています。考える機会をいただきありがとうございました。また、同様の機会がありましたら嬉しく思います。
🍀 さまざまな経歴の方の指針が聞けて覇気が上がりました有難うございました。
🍀 参加できて楽しかったです。似たような感じの人が意外と多いということが分かり、よかったです。
🍀 ものすごくタイムリーなイベントありがとうございます。
🍀 サラリーマンをやめて、起業をされている方なのかと思っていましたが、違ったことに驚きを感じました。でも、ちゃんと好きなことをやって、それが収入につながって行く経過を見せていただいたように感じます。とても刺激的でした。私はシングルで、まだ大学生の娘もいるので、思い切って会社を辞める勇気がありませんが、あと少し頑張ったら、もう少し自由に仕事をしていきたいと思っていました。今は好きなことを働きながらもやって、発信していけたらなあと思っています。時代によって働き方も変わる。ホントに変化の時代ですね。柔軟さが求められる時代なんだと感じました。こういった時代にあったイベントがもっと増えたらいいなと思いました。そしてこういう働き方にあった制度もできてくれるといいですね。
🍀 次が決まってないながらもサラリーマンを卒業した方々の晴れやかな表情を見ると、やっぱり行動からしか得られない場所に身を置くこと、リスクを取るからリターンを得られる人生になると改めて感じました。頑張る人を見るのってやっぱり良い!開催頂きありがとうございました。
🍀 ブレークアウトルームで話題になったのは、3人様とも優秀な方なので、仕事を辞めてもお声がかかりフリーで生活していけるだけのチカラがあるのでは?という意見が出ました
🍀 じんさんの進行が手慣れすぎてて素敵すぎました。みなさんのお話がとても興味深くて楽しい時間でした。ありがとうございました。
🍀 皆さん、ご自身の心地良さや自分らしさを大事にされていてとっても素敵だなと思いました。会社を辞めるかどうか、というよりは自分がどんな風に生きたいか、を常に自分に問い続けることだなぁというのが一番感じたことです。そしてそんな風に考えて生きている人達と一緒に過ごすことが自分の幸せにもつながるなと思いました。

今日の質問
あなたは何を大切にして暮らしたいですか?

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