カウンセリング

カウンセリングは「意味ない」の?(1)

年が明けてからはじめての更新です。
今年は更新率を高めるのが目標。
よろしくお願いします。

あと読みやすいように、長々としていた内容を区切って更新していきますね。

さて、今回はカウンセリングについて。
毒親や機能不全家族を語る上で欠かせないテーマ。

しかし、「カウンセリング」に関して、あまり良いイメージを持たれていない方もいます。それは実際の経験に基づくもの、友人や口コミから得た情報などいろんなことから。
グーグルでも、カウンセリングに関連するワードとして「意味ない」「効果」といった候補が上がることからも読み取れます(2019年1月現在)。

【カウンセリングは万能ではない】

一番伝えたいことは「カウンセリングは万能ではない」ということ。
当たり前のことじゃん!と思うかもしれません。しかし、いざ自分がカウンセリングを受けようと思うと、さっぱり忘れてしまうものでもあります。

・私のカウンセリング体験
クリニック、先生によってカウンセリングの技法は異なります。
検索上位に出てくるからといって、必ずしも自分の持っている問題が解消できるとは言えないのです。

大学生の頃、私はカウンセリングを受けました。心理カウンセラーの資格も持っているカウンセラーで、家庭のことを誰かに打ち明けるのは初めてでした。
最初は私の話を聞き、共感してくれていましたが、徐々に「実際はこうだったのでは?」「あなたの捉え方が違うかも?」とカウンセラー中心で話が進み、最後には「お母さんもしんどいから、あなたが支えてあげないと」との言葉。

・何が問題だったのか
最後に放たれた言葉は今でも頭に残っています。
カウンセリングが終わった後、話を聞いてもらえなかったなーと悲しくなったことも。

あのカウンセリングが悪かった、と断定するつもりはありません。
けれど、私の目的にはそぐわなかったのだなと今なら思えます。

つまり、「私に『カウンセリング』が合わなかった」のではなく、「『そのカウンセリング』が私に合わなかった」のではないかということ。
単純に思えますが、そう感じたことこそが問題なのです。

カウンセリングには「終わり」があります。時間を決めて語ることの難しさは、普段身近な人に話すのとは違う緊張感を伴いますよね。
だからこそ、カウンセリングで何かしらの成果を得たいと思い、得られないとカウンセリング自体へ不信感が芽生えるのではないでしょうか。

次はこの「意味ない」と感じてしまうカウンセリングについて。
何かしらのヒントになれば嬉しいと思って書きます。

かる

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