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日本の英語力が年々低下!~その原因とは?~

1.国際語学教育機関の調査

日本の英語力は世界の中で年々低下しているのをご存知でしたか?

国際語学教育機関「EFエデュケーション・ファースト」の非英語国の英語力調査(2019年)によると、日本は100ヵ国中、な・な・なんと







・2011年···14位
・2012年···22位
・2015年···30位
・2017年···37位
・2018年···49位
・2019年···53位

と年々大幅に順位を落とし、日本人の英語力評価は昨年から「低い」の判定になりました。

※詳細のランキング、判定を知りたい方は以下のリンクをご参照下さい
https://www.efjapan.co.jp/epi/

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上記、英語能力指数推移のグラフは、nippon.comより引用

リンクはこちら↓
https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00594/


では、なぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか?


2.間違った学習法

それは、やはり日本の教育が認知能力(数値で測れる能力:IQや偏差値など)重視の、知識詰め込み式の学習になってしまっていることが原因です。

以下、認知能力、知識詰め込み式の学習について、Non-stop Boyさんの記事に詳しく書かれていますので、ぜひご一読下さい。

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今、自分自身がスペイン語の学習に取り組んでいて強く感じることは、語学を習得する上で必要なことは、

“暗記”ではなく“使う”(活用する)

ということです。

学習したフレーズに違う言葉を組み合わせてバリエーションを増やしたり、わからない言葉を調べて文章を翻訳したり、友達や先生とスペイン語で話したりと、どんどん“使う”ことで、話せるようになっている自分がいます。

しかも、短期間で!!

“使う”(特に自主的に)は最強の学習方法なのです!

ですが、今の学校教育では“使う”よりも“暗記”重視の学習方法が中心です。

もちろん、そこを変えるために学習指導要領を改定し、教育の改善を図ろうと取り組んではいるのでしょうが、実際には学ばなければいけないことが多すぎて、知識を詰め込ませざるを得ないということが多々あるのです···


3.今後より一層必要になる語学力

皆さん知っていましたか?

今後日本に訪れる外国人観光客が年々増加していくことを。

日本政府観光局の発表では、2016年は2403.9万人で、2020年には4000万人、2030年には6000万人と、実に「日本の総人口の半分に匹敵する外国人が一年間で訪れることになる」と予測しています。

『スペイン語のすすめ』坪田充史より引用


ということは、日本にいながらも英語(もしくはその他の国の言語)が話せなければ、困る時代がやってくるということです。

特に最近は、お店等で働く外国人を多く見かけるようになってきましたよね?

これからは、職場の上司が外国人。
しかも、日本語は話せず英語がコミュニケーション手段なんてことも増えてくるはずです。


4.話せるようになるためには

では、英語が話せるようになるためには一体どうしたらよいのでしょうか?

それは残念ながら、今の学校教育にだけ任せていてはダメだということです···


英語の学習を通して、語学の楽しさを知ることができたのならば、

“使う場を用意してあげる”ということが

必要です。

・親子で会話をしてみる
・知り合いの外国人に会わせてあげる
・塾に通って英語に触れる機会を増やす
・英語学習アプリを活用する
・海外旅行に行ったり留学したりする

など、お子さんの興味の度合いに合わせて試してみてはどうでしょうか。

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いずれにしても、子どもに“押し付ける”“やらせる”のではなく、あくまでも自主的にやってみたいという自発的な気持ちが必要です。

“押し付ける”“やらせる”方法ではすぐに続かなくなってしまうか、続けていたとしても意欲が低下し、勉強してもしても覚えられないという負のスパイラルに陥ってしまいます。


そうならないためにも、語学習得を目的(ゴール)とするのではなく、語学を習得した先の未来を想像し(例えば、アメリカの大学へ進学するぞ!とか、将来は通訳の仕事をしたいな!など)、夢を持って楽しく語学の習得に取り組んで下さいね。


以下、夢を持って楽しく語学を学んでいる私の理由です。
もしよろしければ、こちらもご一読下さい。

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36歳から始めたスペイン語。新しいことを始めるのに遅すぎることはない!強いマインドがあれば大丈夫! 私はここで日本と世界との情報を共有すること、また、自分の経験を通して一人でも多くの人に学ぶことの楽しさを伝えていきたいと思っております。 よろしければぜひサポートをお願いします。