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小学校教諭で二児の母が感じた、ためになる子育て&教育論!

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前向きで意欲的に取り組む子どもを育てる上で大切だと感じたことや、小学生のうちに身につけておくべきスキル、マインド等について語ります。
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#コラム

子どもを「叱る」時のポイント~小学校教諭としての実践を交えて~

昨日、けんぞー/改善デザイナーさんが、 「怒る」と「叱る」の6つの違い という記事を書かれていました。 とてもわかりやすかったですし、 私自身、教師として働いていて、 ものすごーく、大事にしていたことなので、 シェアさせていただきます♬ 記事はこちら ↓↓↓↓↓↓ 記事の中で、ケンゾーさんは、 「怒る」と「叱る」の違いについて、 以下のように書かれていました。 1.感情的に ー 理性的に 2.自分のために ー 相手のために 3.過去に焦点を当てて ー 未

【教育】不登校の子に個性を伸ばす支援~釧路市にフリースクールが開設~そこから考える”新しい教育のカタチ”

先週のことになりますが、 釧路市に不登校の小中学生や 高校生を受け入れる フリースクール「ならんぼ」 が開校しました。 不登校の児童生徒は年々増えているので、 そのことで悩みを抱えている ご家庭にとって、また釧路市にとっても 朗報ではないだろうかと。 また、もっともっと、このような場が 増えていけば良いなと個人的に思いながら、 この記事を眺めていました。 ちなみに、不登校の児童生徒の推移は こんな感じ。 ↓↓↓↓↓↓ 画像引用:https://new

自主学習のメリットは?宿題との違いは何なのか?

今回は、 自主学習のメリット 宿題との違い について書いていきたいと思います。 前回、下記の記事の中で、 『自主学習ノートの作り方』 について知りたいことを聞いてみました。 すると、コメントと共に、長尾瞳さんが、 『自主学習について思うこと。』 と瞳さんの考えを、 記事にして下さいました(^^) このnoteを読み、私の頭はフル回転。 「こんな自主学習ノートの  作り方もいいよな」 「こんなことをnoteに  書いてみようかな」 などなど、色々な思考を

自分の好きなこと、得意なことの見つけ方のコツ~自主学習ノートの活用法~

道徳の時間に、 「自分の長所」 について考える授業を行った。 すると、ビックリするぐらい、 みんな筆が進まない……(^^;) 「自分の長所」 って答えるのが難しいらしい。 でも、考えてみたらそう。 「どこからどこまでが”長所”と  言えるものなのか」 「自分の中では”長所”と思っていても、  上には上がいるので”長所”と  言っていいのかがわからない……」 それに加えて、 「自分なんて……」 「自分に長所はない…」 という日本人にあるあるの、 卑下や謙遜

勉強ができる子vs発想力がある子~将来が楽しみな子はどっち~

わが家には、中1の娘と小6の息子がいる。 2人とも、タイプは全く違っていて、 どちらかというと、 娘は勉強は苦手だが機転が利くタイプ。 息子は頭はいいが気が弱いタイプ。 一長一短で、違いが本当に面白い。 今まで、私は、公立の小学校教諭 として働いてきたので、 色々な子ども達を見てきた。 ・頭が良くて、きまりをしっかり守る子 ・勉強は苦手だが、発想力が豊かな子 ・好きなことには目を輝かせ、  別人のように一生懸命取り組む子 ・お調子者で、お笑いセンス抜群の子 ・身

【学校の教育改革】見方を変えて考えよう!~今社会が学校に求めているのは、子どもの心・非認知能力・社会性の育みではないのか!?~

先日、書いたこの記事。 なんと、3名もの方に記事をシェア していただき、驚いています(^^) 我々は、今まで経験したことのない ”休校措置”を経験し、 子どもたちの勉強のこと、 学校の在り方や仕事の在り方に ついて考える時間がありました。 だからこそ、学校教育の在り方が、 今、みなさんにとって”気になる話題” となっていることを実感しました。 そこで、今回は、私の記事をシェアして 下さった3名の方の記事を読み、 私が感じたことを”総まとめ” として投稿させていただ

思いが伝わるペップトーク~子どもに使ってみようペップトーク!~

昨日、7冊の本を紹介して、急に 『ペップトーク』 について書いてみたくなったので、 今日は”ペップトーク”のお話。 昨日の投稿 ↓↓↓↓↓↓ そもそも皆さん、 ”ペップトーク” ってご存じですか? 私は、教員時代に、 ミニバスケットボール同好会の 指導を行っていました。 毎年、ミニバス連盟主催で、 講演会や指導者講習会などが行われ、 その一環で開催され、参加したのが、 『思いが伝わるペップトーク』 の講演会。 講師であり、著者である、 岩﨑由純さんの熱量

note教育界へも参入!?~学校でのnote活用アイデア~

みなさん、この記事読みましたか? note編集部から届いたこの記事を! ↓↓↓↓↓↓ 新型コロナウイルス対策による休校が長期化し、学び方にも変化が起きています。 この記事では、新しい教育のヒントになるような、noteの活用事例や活用アイデアを紹介していきます。 ということで、食らいついて読んでみると、noteを使って、 ・生徒へメッセージを発信 ・映像講義のコツを公開 ・教材研究を共有する ・プリントのテンプレートを共有する ・授業で使える教材や音声を公開 ・児童

遂に、日本の教育が大きく変わるかも!?~「9月入学制」導入要請へ~

長い間休校になっている、全国の学校。 5月6日までの休校の予定は、さらに延びそうで、このまましばらく学校が再開できないのではないかと、私は感じている。 ↓↓↓↓↓↓ そんな中、とても興味深い話が入ってきた。 なんと、「9月入学制」の導入を政府へ要請するというお話。 ↓↓↓↓↓↓ どうやら、世界的に見て、米国や欧州など、9月から新学期がスタートする国は多いようだ。 ↓↓↓↓↓↓ 今、この時期が日本の教育を大きく変えるチャンスだ。 ”日本の教育を世界基準へ”という

いじめの構造をぶち壊せ!!~同調圧力に抗う強さを~

Twitterで見つけたツイート。記事を読んで、激しく共感できた。 ↓↓↓↓↓↓ 「子供のいじめがなくならないのは、そもそも日本の大人社会が、いじめ体質だからだ――。」 日本は、基本的に社会の構造そのものが「いじめ社会」 だと、主張している岩田健太郎教授。 そして、そもそも、このいじめの構造というのは、 みんなが「こうしなきゃだめだろ」って言う、「規範」みたいなもの だと書いてあって、元小学校教諭の私としては、激しく同意。 「こうしなきゃだめだろ」ということが

社会で活躍する可能性を感じる子とは?

これまで、多くの子と出会ってきた。 十人十色と言われるように、一人として同じ子はいない。 退職を前に、今まで出会ってきた子ども達のことを思い出し、ふと思うこと。 それは、教室の中で「いい子」と呼ばれる子が、必ずしも社会に出て活躍するわけではないということ。 では、私が子ども達と接していて『社会で活躍する可能性を感じる子』とは、どんな子なのかということを考えてみた。 1.社会で活躍する可能性を感じる子今、思いつくことをざっと挙げていきたいと思う。 私が普段接していて、

子どもの声に耳を傾け、子どもと向き合う親(大人)が年々減ってきている現状に危機感を覚えた

1.神戸市のニュース神戸市の「子ども家庭センター」(児童相談所)が小学6年生の女児を追い返したというニュース。 なぜそんなことが起こるのか? 小学6年生の女の子が、夜中の3時に家を抜け出し訪ねてくること=非常事態ではなかろうか。 小さい子に見えなかったとか、非常事態だとは思わなかったとか、言い訳はいいから将来ある子どものために、しっかり対応しようよ! きっと、夜中の3時で眠かったんでしょ!? きっと、色々と面倒くさかったんでしょ!? マニュアルではこうとかどうでもい

「知らない=ダメ」という方程式

昨日、授業参観があった。 小学校生活最後の授業参観だけあって、多くの保護者が参観に来てくれ、“感謝の集い”は大成功!! 手紙を読む場面では、保護者だけではなく、子ども達も涙を流すという感動の会に。 親子の絆の素晴らしさを実感した素敵な時間となった。 今日のnoteは、その後の学級懇談会での話。 1.子ども達のインターネット事情スマホ、タブレット、パソコンにSwitchなど、子ども達は日々インターネットを利用して過ごしている。 私の学級の児童を見ると、Switchは9割程度

義務教育=学校で勉強はもう古い!?

PLTSc for kidsさんのこの記事。 オランダの教育のことについて書かれていました。 オランダの教育から見た日本の教育。 色々と考えさせられることがありましたので、個人的な意見を述べさせて頂きたいと思います。 1.多重知性理論教育の素晴らしさ人間には以下の知性があるとされているそう。 そして、これらが作用して、その人の個性を形成しているとのことだ。 ・論理数学的知能 ・空間的知能 ・身体運動的知能 ・音楽的知能 ・対人的知能 ・内省的知能 ・博物的知能 そし