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小学校教諭で二児の母が感じた、ためになる子育て&教育論!

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前向きで意欲的に取り組む子どもを育てる上で大切だと感じたことや、小学生のうちに身につけておくべきスキル、マインド等について語ります。
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#学校教育

【教育】不登校の子に個性を伸ばす支援~釧路市にフリースクールが開設~そこから考える”新しい教育のカタチ”

先週のことになりますが、 釧路市に不登校の小中学生や 高校生を受け入れる フリースクール「ならんぼ」 が開校しました。 不登校の児童生徒は年々増えているので、 そのことで悩みを抱えている ご家庭にとって、また釧路市にとっても 朗報ではないだろうかと。 また、もっともっと、このような場が 増えていけば良いなと個人的に思いながら、 この記事を眺めていました。 ちなみに、不登校の児童生徒の推移は こんな感じ。 ↓↓↓↓↓↓ 画像引用:https://new

子ども達の発言から感じる違和感~「早く大人になりたいな!大人になったら○○しなくていいから」~

私の前職は、 公立の小学校教諭 ・自分の夢に向かって挑戦したい ・時間や場所にとらわれずに働きたい ・ネガティブな言葉が飛び交う環境を変えたい ・1度きりの人生を思いきり楽しみたい 退職の理由は、色々とあるのだけれども、 退職前から気になっていた子ども達の言葉。 昨日、久々に聞いてハッとした。 「早く大人になりたいなぁ~」 「大人になったら○○しなくていいから」 さて、この○○に入る言葉は、 なんだと思いますか? ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 正解は、 ↓ ↓ ↓ ↓

【学校の教育改革】見方を変えて考えよう!~今社会が学校に求めているのは、子どもの心・非認知能力・社会性の育みではないのか!?~

先日、書いたこの記事。 なんと、3名もの方に記事をシェア していただき、驚いています(^^) 我々は、今まで経験したことのない ”休校措置”を経験し、 子どもたちの勉強のこと、 学校の在り方や仕事の在り方に ついて考える時間がありました。 だからこそ、学校教育の在り方が、 今、みなさんにとって”気になる話題” となっていることを実感しました。 そこで、今回は、私の記事をシェアして 下さった3名の方の記事を読み、 私が感じたことを”総まとめ” として投稿させていただ

明日から分散登校!~オンライン家庭教師がいる今、学校って必要なの!?~

明日から、釧路市では分散登校が始まる。 学級を2グループに分け、3密を防ぎ、 感染予防対策をしての登校だ。 久しぶりの学校に、わくわくしながら、 準備を整える子どもたち。 学校が好きで、友達に会いに行くのが 楽しみな子にとっては朗報。 一方、学校が嫌いで、友達と会うのに 楽しみを見出せない子にとっては悲報。 コロナの影響を受け、休校措置が 取られた学校。 変革の大きな波が来ているにも関わらず、 以前と同じような授業スタイルで、 また始まろうとしている学校。 そん

小学校で『オンライン朝の会』実施

少しずつ、広がりを見せている、 『オンライン朝の会』。 今日、息子の学校でも、 試験的なものだが、 初めての『オンライン朝の会』 が実施された。 やってみた、感想。 なんか、ものすご~く楽しそう♬ 元気そうな友達の顔 久しぶりに聞く友達の声 先生の嬉しそうな顔 何をするわけでもないんだけれど、 みんな繋がってるんだよ みんな同じなんだよ みんな頑張ってるんだよ そんなことが、画面いっぱいから 伝わってきて、なんだか元気をもらえた。 オンライン朝の会って、 思

言われたことしか「やっちゃダメ」と思うなよ!~自分に合った方法を見つけよ~

今日、娘と勉強していて、 ものすご~く思ったこと。 それは、学校の教科書って、意外と 「わかりづらくない!?」 ってこと。 数学の教科書。 この説明のせいで、 余計わからなくなるんですけど! そんな感じ。 ↓↓↓↓↓↓ 話をする時は、文章を書くときは、 「結論から話す」 「結論から書く」 これが基本だよって、習いましたよね? なのに、数学の教科書は、 結論に至るまでの説明を、バカ丁寧に 説明して、ようやく結論。 だから、結論にたどり着く前に、 離脱する人が、

モンスター排除&子どもに危機感を持たせるために学校教育が見直すべきこととは?

今の日本に欠落しているもの!それは先生を敬う気持ちだ。 という言葉で始まっている、やらぽん@のほほんメンタリスト(護身術研究家)さんのこちらの記事。 ↓↓↓↓↓↓ 現在、公立小学校の教員として働いている私からしてみると、 (もうすぐ辞めるけどね…) 「いいぞ、いいぞー!!」 「もっと、みんなにこの考え方を伝えて欲しい~!!」 と素直に思ってしまった。 だって、現状として保護者からのクレームは受けるだけで、こっちに勝ち目(反論権)なしという状態。 子どもも何か気に入

社会で活躍する可能性を感じる子とは?

これまで、多くの子と出会ってきた。 十人十色と言われるように、一人として同じ子はいない。 退職を前に、今まで出会ってきた子ども達のことを思い出し、ふと思うこと。 それは、教室の中で「いい子」と呼ばれる子が、必ずしも社会に出て活躍するわけではないということ。 では、私が子ども達と接していて『社会で活躍する可能性を感じる子』とは、どんな子なのかということを考えてみた。 1.社会で活躍する可能性を感じる子今、思いつくことをざっと挙げていきたいと思う。 私が普段接していて、

教育改革 ― 教育も新しい時代へ

日本の学校教育の在り方に疑問を感じている人は多いのではないでしょうか? 何のためにあるのかわからない校則やルール、“みんな同じ”が良しとされる教育など、改革が必要だと感じることは多々あります。でも、 言うは易く行うは難し なかなか変わらないのが現状です。 ですが、そんな中大胆な教育改革を行った学校もあります。 1.校則をなくした中学校・服装自由 ・頭髪自由 ・登校時間自由 ・定期テストなし おおひささんのnote記事より ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 2.学校の当たり

困り感や生きづらさを感じている子ども達

今日は真面目に教育関係のことを書こうと思います。 実は昨日、息子の同好会の新年会がありました。 そこで子どものことに悩みを抱え、涙を流す1人のママの姿を目の当たりにしました。 そのママは、どんなことで悩んでいるのかというと、 ・最近学校に登校できなくなったこと ・学校の対応への疑問&不満 ・今後どうしていけば良いのか ということでした。 息子がこの野球チームに所属したのは昨年の10月頃。 彼と一緒に野球をしたのは約4ヵ月と短い期間ではありましたが、その間、彼が感情を

誰のための教育?

子どもから学校の話を聞くと、 「んっ!?これって何かおかしくない??」 「なんでここまで学校に決められなきゃいけないの??」 と感じることはありませんか? 学校のきまり、校則、学習規律etc··· もちろん大切なものもありますが、“それって本当に必要??”と思うものも多いのでは? kyttm21さんの記事を読み、私も共感することが多かったので、自分なりに考えてみた。 1. 2種類のきまり私はきまりには大きく分けて2種類のきまりがあると感じている。 それは、何か

これからの時代は協調性よりも、個性を生かす時代に突入すると私も感じる。 個性を伸ばす教育を! 日本の2000万人の子どもたちの「教育」「学力」について|🌍冒険者🌍~実は予備校講師~ @nOayzhmXfq9Oj8V #note https://note.com/nagayamanorika/n/n3484ceb492f3

個性を生かし、意欲的に学ぶ子ども達を増やす必要性を私も感じます! 日本の教育システムの見直しに賛成! 日本の将来のためにも、モチベーションの高い人達で溢れる日本へ! モチベーションを失わせない大学の作り方|さかいとしゆき #note https://note.com/bigocean/n/n84cccc047ed6

一生懸命やって何が悪い!!

最近強く思うこと。 それは、日本人は周りのことを気にしすぎだと言うことです。 自分の目標に向かって一生懸命頑張っている人、個性を生かして活躍している人、臆せず意見を主張する人、自分をアピールする人。 これらのことは大人であっても、子どもであってもすごく素晴らしいことだと思います。 ですが、その一方で“出る杭は打たれる”かのごとく、目立つ人への非難の声がささやかれます。 「○○さん、周りの人から良く言われていないみたいだよ」 「○○さん、△△なことしているらしいよ。」