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小学校教諭で二児の母が感じた、ためになる子育て&教育論!

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前向きで意欲的に取り組む子どもを育てる上で大切だと感じたことや、小学生のうちに身につけておくべきスキル、マインド等について語ります。
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2020年2月の記事一覧

子どもの声に耳を傾け、子どもと向き合う親(大人)が年々減ってきている現状に危機感を覚えた

1.神戸市のニュース神戸市の「子ども家庭センター」(児童相談所)が小学6年生の女児を追い返したというニュース。 なぜそんなことが起こるのか? 小学6年生の女の子が、夜中の3時に家を抜け出し訪ねてくること=非常事態ではなかろうか。 小さい子に見えなかったとか、非常事態だとは思わなかったとか、言い訳はいいから将来ある子どものために、しっかり対応しようよ! きっと、夜中の3時で眠かったんでしょ!? きっと、色々と面倒くさかったんでしょ!? マニュアルではこうとかどうでもい

「知らない=ダメ」という方程式

昨日、授業参観があった。 小学校生活最後の授業参観だけあって、多くの保護者が参観に来てくれ、“感謝の集い”は大成功!! 手紙を読む場面では、保護者だけではなく、子ども達も涙を流すという感動の会に。 親子の絆の素晴らしさを実感した素敵な時間となった。 今日のnoteは、その後の学級懇談会での話。 1.子ども達のインターネット事情スマホ、タブレット、パソコンにSwitchなど、子ども達は日々インターネットを利用して過ごしている。 私の学級の児童を見ると、Switchは9割程度

義務教育=学校で勉強はもう古い!?

PLTSc for kidsさんのこの記事。 オランダの教育のことについて書かれていました。 オランダの教育から見た日本の教育。 色々と考えさせられることがありましたので、個人的な意見を述べさせて頂きたいと思います。 1.多重知性理論教育の素晴らしさ人間には以下の知性があるとされているそう。 そして、これらが作用して、その人の個性を形成しているとのことだ。 ・論理数学的知能 ・空間的知能 ・身体運動的知能 ・音楽的知能 ・対人的知能 ・内省的知能 ・博物的知能 そし

教育改革 ― 教育も新しい時代へ

日本の学校教育の在り方に疑問を感じている人は多いのではないでしょうか? 何のためにあるのかわからない校則やルール、“みんな同じ”が良しとされる教育など、改革が必要だと感じることは多々あります。でも、 言うは易く行うは難し なかなか変わらないのが現状です。 ですが、そんな中大胆な教育改革を行った学校もあります。 1.校則をなくした中学校・服装自由 ・頭髪自由 ・登校時間自由 ・定期テストなし おおひささんのnote記事より ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 2.学校の当たり

困り感や生きづらさを感じている子ども達

今日は真面目に教育関係のことを書こうと思います。 実は昨日、息子の同好会の新年会がありました。 そこで子どものことに悩みを抱え、涙を流す1人のママの姿を目の当たりにしました。 そのママは、どんなことで悩んでいるのかというと、 ・最近学校に登校できなくなったこと ・学校の対応への疑問&不満 ・今後どうしていけば良いのか ということでした。 息子がこの野球チームに所属したのは昨年の10月頃。 彼と一緒に野球をしたのは約4ヵ月と短い期間ではありましたが、その間、彼が感情を