チョップ通信Vol.6/テクニカルスキル

歯科業界には様々なセミナーや勉強会、学会があると聞いております。
中にはお金がかかるものも。
一部ですが数十万とか数百万円の費用が発生するものもあると理事長が仰ってました。

WEB業界にもセミナーやら勉強会あります。
ただ歯科業界ほどしっかりしていないと思います。
どう考えてもこんなもんに金払う価値ないやろ。
みたいなのが7割くらいです。
数百万は聞いたことないですが
(こっちの業界のセミナーなんて言い値なんであると思いますが。)
数十万のはたくさんあります。

ちなみにWEB制作は極論無料で習得できます。
コーディング(プログラミング)の知識やデザインソフトの使い方は、
YouTubeで分かりやすい動画たくさんあります。
本屋に売ってる教材でもそれなりのWEBサイトは作れるようになります。
デザインも勉強したらできるようになります。
デザインにセンスは必要ありません。
(あれば有利ですが。なくても大丈夫。)

脱線しました。

理事長がリーダーシップスキル、ヒューマンスキル、テクニカルスキルの話をよくされます。
これはカッツ・モデルというやつによく似ているものなんですが理事長が歯科業界流にアレンジしているって感じでしょうか。
りょうきモデルって感じですね。


りょうきモデルとカッツモデル

言うなれば各階層のスタッフに求められるスキルセットの比重みたいなやつですね。

新人は、テクニカルスキルの比重が大きいくリーダーシップはそんなに必要ない。
慣れてきたら後輩を育成するためにリーダーシップも必要になり、新人のころより専門性を持ったテクニカルスキルが必要。
役職がついたら目標を達成するために組織を動かすリーダーシップスキルと高度な専門性が求められます。
そして、どの段階でもヒューマンスキルの比重は変わらず大きい。

セミナーや勉強会、学会で主に得られるのはテクニカルスキルの中の専門性です。
理事長が歯科医師、歯科衛生士さんは学校でテクニカルスキルを勉強しているので、現場に慣れる必要はあるが、技術的には一般的な治療はすでにできるはず。と仰ってました。

じゃあなんでセミナーに行くかと言うと、
1段階上がるために必要な「専門性」をセミナーで教わりにいくと。
セミナーや勉強会、学会で主に得られるのは、テクニカルスキルの中でも「専門性」です。

上に行けば行くほど、テクニカルスキルの比重は小さくなります。
大多数を占める一般的な治療より、専門性の高い治療のみに集中する。
一般的な治療は、後輩に任せて専門的なことだけやっててもOKだと。
専門性のある治療は、1日に何回もするわけではないので小さくなっているといったことなのだと。
この「専門性」を手に入れるためにセミナーや学会で習得するということですね。
有料のものでも、申請が通ればりょうき歯科が半額は出してくれます。

どの段階でも重要なのが、ヒューマンスキル(応対力・魅力)というところとなっています。
これは別テーマで書いていきたいと思います。

リーダーシップスキルについては、私は様々な形のものがあると思うのですが、理事長が求めているのはチームや組織の目的達成・目標達成能力らしいです。
数字で示す能力ですね。
リーダーシップスキルについても、別途テーマにしてい書きたいと思います。

ちなみにカッツモデルではリーダーシップはヒューマンスキルに含まれていて、コンセプチュアルスキルというものが左にきています。

コンセプチュアルスキル(概念化能力)は、ロジカルシンキングとかラテラルシンキングとか向上心とかビジネスマンって感じの能力のことですね。
興味あったらググって下さい。

りょうき歯科においては、
新人から一歩抜け出すためには専門性
中堅からさらに上に行くならリーダーシップ(結果)
どちらの段階もヒューマンスキルは必須となる
って感じでしょうか。。。

あとがき

細川もセミナーというか資格試験みたいなのを受けます。
いや、受けさせていただくことになりました。
半額出していただきました。

WEB系の資格なんですけど、
細川が前から興味あったやつを偶然に理事長が知る機会があったようで、
細川君これ受けたらどうや?とお話を振っていただきました。
(何十万とまではいきませんが、お金かかるタイプのもので、
もうちょい後でええかな〜ってなってたやつだったので、
半額でいいんすか!?って感じです。)

事前に勉強して、セミナー受けて、テストに合格して、資格取得
みたいな、ちょい気合い入れなアカンという状態ではあります。
細川を見かけたら「ちゃんと勉強してる?」って聞いてやって下さい。
すぐ怠けるので。

読まなくても良いあとがき

セミナーと言われて印象に残っていることがあります。
新卒で入った会社のマナー研修みたいなやつです。

マナー研修あるあるでよく聞く、軍隊みたいなやつでした。
スーツ着たヤベェおばさんが
挨拶の声の大きさとか、笑顔がどうやとか
お辞儀の角度が〜とか、名刺交換の作法は〜
とかを教えてきて、出来るまでやらされるやつです。

ノックの回数の正解は?みたいなディスカッションの際に
「ノックの回数をいちいち数えているような人は、自分の仕事に集中するべきだ」
的な意見を言ったら
「今そんな話はしてません!!!!」みたいにキレられました。

ほんで最終日にマナーの10ヶ条みたいなんを、
いつこの声量で話すねん、みたいな大声で暗唱させられました。
クソみたいな日でしたね。
これが1年目の春、本社での話です。

2年後くらいに配属された関西支社にて、
同じ講師を招いてマナー研修が開かれました。

前情報としては、細川若手やからマナー研修でとけみたいなレベルでした。
そこにきてたのが新卒の時にマナー研修をしていた講師のヤベェおばさんでした。

奇しくも講師のおばさんと「再会」したんですが
会った瞬間、そのおばさんから「細川さん、私のこと覚えていますか?」
と言う質問がされました。

もちろん忘れていたので
(誰こいつなんで名前知ってんの。怖。)と思いながら、
「えっと、あの、ちょっと覚えてないです。」
と言ったら。
「私のことを忘れたのは、あなたが初めてです!!!」と、またキレられました。

確かに強烈なキャラしてるけど、100%の確率で覚えてもらえてるとかヤバいやろ。
ほんでそれ聞いてくるて、どんな自信やねん。
聞き方も「私のこと覚えていますか?」はやばいやろ。
ほんで、久しぶりに会った人にかける第一声「私のこと覚えていますか?」はマナー違反やろ。
とか思ってました。

内容は2年経っても相変わらず軍隊方式でした。

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