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他人の血が流れても、一途な想いを振りかざそう

もりきょんがカルチャーの話をしてから、早いもので16日が経過しました。

気づけば爆竹も鳴りやみ、バスが膝を濡らすほどの雨も過ぎ去って、朝晩は涼しささえ感じるようになってきました。(訳:ごめんなさい)

往復書簡形式で綴りはじめたてんびん座、今やお互いが好きなものへの愛を語る空間になりつつあることも否めなくなってきましたが、そんな中で僕は愛を語ります。

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最近、忙しすぎない?

「断る勇気」も必要だけれど、いかんせんその時は「イケる」と思っちゃう僕。そして、これは決して自分だけじゃないはずだ。なんてことまで思う僕。

ひいひい言ってた量の仕事や楽しみも、気付けば物足りなくなってるもんだから仕方がない。これはキャパシティのマウントでも、成長の実感でもなくて、ほぼ確実に「気のせい」だ。

抱えている仕事も、積み上がっていく楽しみも、もっとこう、短く単発で終わらないものだろうか。ショートカットできないものだろうか。ショートカット…ショート……ショートショートぉ!

そうなんです、ショートショートがとてつもなく楽しくなってきています。先日は、チョーノチョーノとまで言われてしまいました。冗談じゃなくてガチでした。

長崎を舞台にしたショートショート集を出版しよう!という目的でスタートした「ショートショート長崎」。今は月に一度のワークショップを行いながら、生まれた作品をnoteアカウントでシェアしています。

良かったらフォローしてくださいね。

今日は、このワークショップの中で僕がつくった物語をいくつか紹介しようと思います。

こちらは、YouTubeの生配信中につくった作品。1コメント最大200文字ということで、削りにけずりました。ちょうど200文字です。

多少ネタバレになりますが、ここで宣言しておくと、この作品は確実に書籍に入れたいと思っています。理由はナイショ。

続いてこちら。

ナガサキワード①「アミュ」
ナガサキワード②「魚釣り」

タイトル:屋上の魚釣り

もう第何波目だろうか。ワクチンの接種が進んでも止めどなく出てくる感染者たち。
そんな中、自粛にも疲れてしまった人たちに向けてアミュの屋上を使った釣り堀がオープンしたらしい。人数制限をかけて屋外で実施することで、アウトドアを楽しんでもらう狙いだ。

おいしいアジが釣れるということで、屋上は連日大盛況。
「これはウチへの集客も流れてくるんじゃないか!?」アパレルショップの店員はこぞって声を張り上げた。

狙い通り、アジ釣りに満足したお客さんが流れてくる。でもなんだか、生臭い匂いも流れてくる。
感染症が落ち着いても、こびりついた生臭さは一向に落ち着きを見せない。

いつの間にか、アミュプラザはアジプラザと呼ばれるようになったとさ。

長崎の人なら知っている、新長崎駅東口にそびえるショッピングモール。ここで釣りをしたらどうなるだろうと想像しながら書きました。生臭いとネガティブな表現をしてしまったけれども、長崎の魚は本当においしい。

僕、赤身食べられないんだけどね。きゃぴ。

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近頃の僕の内容はうすしお味で、対して熱量を持って書いてくれている(と思われる)もりきょんの返事を読んでは、「書かなければ!」と質<継続を選んでしまっていることを猛省しています。

とはいえ、質を追い求めるあまり継続ができなかった過去の自分がいるのもまた事実で、そんな言い訳や葛藤の中で生きているのが僕です。うすしおです。

10月にひとつしっかりとしたアウトプットができるように準備をはじめているので、良かったら長い目で見守っていただけると幸いです。

うすしおでした。(?)

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