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新元号「令和」についての占い師的見解

みなさんこんにちは。ITな本職をこなしつつ、占いもやる長南です。

202年ぶりの今生天皇の生前退位に先立ち、新しい元号が2019年4月1日に政府から「令和(れいわ)」と発表されました。新しい時代の展望については、こちらに書いたのですが、この note では新元号とその発表タイミングについてマニアックに書いていきたいと思います。

新元号の出典・解説のようなもの

出典は万葉集巻五「梅花歌卅二首并序」の序文からで、国書から選ばれたのは今回がはじめてとなります。大伴旅人を中心に観梅会( 今でいうお花見ですね。現代ではお花見といえば桜ですが、昔は梅を観るのが一般的だったようです )を開いたときの様子を

初春令月氣淑風和梅披鏡前之粉蘭薫珮後之香
( 初春令月にして、気淑く風和らぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす )

と記した様子から採用されました。「令月」というのは太陰暦の2月の異名のひとつで、「なにをしてもよい月」であるとか「美しい月」といわれています。また「麗月」と呼ばれることもあり、縁起のよいところを採用したようです。

「和」のほうについては直近では「昭和」にも使われました漢字ではありますが、今回の出典では「気よく風やわら(和)ぎ」と、気候や雰囲気が温和になるといったニュアンスがこめられているようです。武力でも経済力でもなく美しさや調和を大切にした日本にしていきたいというメッセージが込められているように思います。

元号発表時の瞬間をマンディーンで観る

この新元号ですが、当初の予定では 11:30 からの官房長官記者会見で発表される段取りとなっており、それに向けて有識者会議、全閣僚会議、閣議が設定されていましたが、新元号を定める政令に天皇陛下が御署名御璽押印を行う都合上、11:40 分過ぎのタイミングで公表されました。

このタイミングは秋葉原パワースポット店長の小林氏が

と書いているように、はからずも南中時のタイミングと合うことになりました。発表のタイミングを意図して調整したわけではないのでしょうが、そのタイミングとなったことには何らかの理由がありそうなので、南中にぴったり合う 11:45 のタイミングでのマンディーンチャートを見てみましょう。

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