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高橋優、おめでとうの話。

2022年2月のことやいろいろ。
過去のライブって今更感あるけどどうしても文字に残したくて少しだけ書いてみました。



高橋優という存在

まず高橋優を知ったきっかけは「福笑い」でした。
私の好きなバンドTHE BACK HORNのドラマーの松田晋二さんがこの曲名をつけてくれた、という経緯がありました。
2015年に新MVが公開され、笑顔が溢れるこのMV。

福笑い、いい曲だなと思いYouTubeで高橋優のMVをいろいろ見てると気になる曲がありました。

ボーリング」という曲です。


モサモサの髪の毛と髭面、終始かったるそうな出で立ちのこのMV。
海に対峙する優さんが飲み込まれてしまいそうなそんな危うさを持ちつつ心の叫びが聞こえてきそう。
そして「ああ、めんどくせえ!」という歌詞で始まる歌。
この曲がビビビ!と私の中で響いてしまったのでした。



何故かというと、プライベートなお話なんですが、この頃の私は社会人数年目。
当時よく分からぬまま役職につかされてしまい、その責任の重さに耐えれなく毎日が苦痛で仕方なくて。朝になると
「仕事に行きたくない〜(泣)」と鬱になりながらぼんやりと出勤する日々でした。
まじで行きたくなかった。ほんと無理って感じ。
しまいには「明日地球が滅亡しないかな」やら「職場がなくなってればいいのに」やら「みんないなくなってしまえ」なんて常日頃思ってましたね。中二病か。

そんな状況な時にボーリングを聞いたら気持ちが軽くなった気がしたんですよね。

高橋優凄い!心の代弁者!と共感してしまいました。
まさに逆説的人生応援歌だ。
素直すぎる歌詞そのまんまでびっくりした。
優さん私のこと知ってるの?ってくらいぴったりで。暗闇に光が差したような感覚。

きれいな言葉で応援するのもいいけど、思ったことをストレートに歌ってるからこそ心に届いてしまったのでした。
それからはずっと高橋優の音楽を聞き続けて、また明日から頑張れるぞと常に勇気を貰っていました。優さんの音楽は全て大好き。そう思えます。




夢の武道館

そして数年後。
デビューから10年、いや今年で12年が経ちました。

いや、10周年をお祝いさせてください!

ってことでなんで今10周年をお祝いしたいかというとですね。

優さんは2010年7月21日にデビューなんですね。まさに今日。2020年は10周年でした。
だけどコロナ禍もあり、ライブが中止または延期になったりと、その年に優さんに直接おめでとうが言えなかったのです。
最後に会えたのが2020年の2月のLINECUBE渋谷にて。2年越しに会えたのが2022年の2月の武道館で。その間ツアーもあったけど個人的に自粛もしていたり。

2年後に会えたのは、10周年を背負って優さんの夢だった「ギター1本で武道館に立つ」というひと時で、私も同じくいることができて、その幸せな光景を目の当たりにできて最高でした。

弾き語りなのでギター1本とループステーションを駆使し、ギターだけでリズムを作り出しメロディを奏でます。
中央のステージも360度回転するものでどの角度からでも歌い演奏する姿が見れました。

途中優さん涙が止まらずしまいにはメガネを外してゴシゴシするような仕草も。
いろいろ思うことがあったんだろうな。
音楽が不要だって言われたり、攻撃されたかもしれない。相当な覚悟を持ってこのライブに臨んでくれたんじゃないかと思いました。
 
そして大好きなボーリングを弾き語りで演奏してくれました。
大好きな曲を生で聞けることの感動と喜びに胸が熱くなりました。



高橋優ありがとう。あの時の私を救ってくれて。これからもピンチの時には必ず高橋優がいてくれるから大丈夫。
そんな安心感がある実家のような存在。

今夜のライブはリアルタイムでは見れないのが残念(希望休申請しておけば良かった…)ですがアーカイブで絶対見ますね。
できれば生で聞きたかったという気もするけどな。

改めて、おめでとうございます!!
また必ず会いに行きます。

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