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もらい泣きしてしまう。

TOKYO 2020

やっぱり見ていて楽しい。

街を行き交う大会シンボルのデザインがラッピングされたトヨタ車両や、若洲、葛西臨海公園に駐車されている観光バス、全国様々な府県警察の車両やお巡りさんとの遭遇率など、一般人より多いぐらい。湾岸地域は競技会場を肌で感じ取れる雰囲気だし、夢の大橋に灯った聖火も357からちらっと見える。


そりゃアガりますよ。


けど、なによりテレビや動画で競技を見てるのが楽しい。
選手の活躍に一喜一憂することはもちろん、常人離れした動きや技にいちいち感動してしまう。

そんな選手たちのコメントや表情に触れ、今大会では思わず目頭を熱くし、溢れるものを堪えきれないことが多いのにまいっている。

全力を出し切った選手、惜しくも色々な事情からそれを出しきれなかった選手、そんな選手たちが流す涙をもらってしまうのだ。

努力が実った嬉し泣きあり、張り詰めていたものから開放される涙あり、悔し泣きあり、なにかに全力で挑んだ人たちが流す涙に、これほど共感してしまうことなど、かつてなかった。

応募していたチケットは全ハズレだったので、どちらにしても生で競技を見ることは出来なかったわけだが、こうして近くで感じ取ることができる雰囲気や、選手たちが晴れの舞台に全力で挑んだ結果に触れ、色々な感情を次々と見せてくれるオリンピックの中身は、本質をきちんと維持していると思う。

こんな日々が、今週も来週も続くのは楽しい。

そして、こんな素晴らしい大会を食い物にし、これだけこじれさせた輩はどうかくたばってほしいとも思う。

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