見出し画像

明日はきっとキレイな朝日だ

時代のポップチューンを聴いていました。

当時、この歌詞はエッジが利きまくっていたなあ

聴きながら、ふと思い出しました。

今から3年前、関西にある某大学でポスドク研究員として働いていた僕は、自分のラボに入ってきたお医者さんと出会いました。
「基礎研究が取り立てて好きな訳ではないけど、今後の為に博士号を取りたいんです」という彼。

カルチャースクールかな?

人形使いさんに怒鳴られながら操られてたこのお人形さんは、結局学位取れたみたいだけど、お人形さんは無事修了できたのかな?

このお人形さんに着せる物の前に、僕には化粧箱が用意されてたみたいですが、
人形になりたい訳ではなかったので、僕は当てもないまま、館を後にすることになります。


研究者向けのサービスであるtayoがTOUGH CAREER AWARDという面白い試みを始めています。

別に研究者に限らず、誰もが理不尽な目に遭うことがあります。
その逆境を切り抜けた経験は、ほとんど褒められることがないのが現実です。
実名公開するのは憚られるから、応募はできないけども、
僕も件の人形使いと他2名の明確な敵から逃れてきた経験をいつか褒められたい、、、笑


視界を固定される。
それは蝋人形になるようなこと。

固まらないように、視野狭窄にならないように、
コロナ禍だった当時、非常に有用なツールだった、とある科学系のオンラインコミュニティに入っていました (今は離れてしまったので、どうなのか一切知りませんが)。

僕が尊敬している研究者koreedaさんと出会ったのは、そのコミュニティでした。
同じ大学に所属していた期間が重なっていただけでなく、
専門にされていた「糖鎖」についても興味があった僕は、縁を感じながら、何度かお話しを伺うことができました。

koreedaさんは科学に熱い方でしたが、色んな不運があって、能力に見合ったものを得られていませんでした。
野で彷徨っていた僕は、本当に励まされるばかりでした。

その後、koreedaさんは会社で働きつつ、家族を守りつつ、バイオインフォマティクスのtipsを発信されながら、
ついに先日、研究成果を記した論文が発行されました!

そして、僕の中のTOUGH CAREER AWARDのkoreedaさんが、来週末にオンラインにて、発行されたばかりの論文についてお話しされるそうです。

後ろ盾の無い状態から創出された成果を、タフな経験をしてきた研究者からお伺いできるのがとても楽しみです。

こっちの時間だと土曜日の朝5時かぁ、、、
でも応援してる方のハレの日、早起き頑張るぞ🌞

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?