応募条件

1)パーマネント、正社員
2)研究、開発、技術営業のようなこれまでのスキルを活かせる職種
3)給与は現職比1割減まで許容
4)勤務地は大都市圏(関東圏&名阪福とその隣県ぐらい)

方法

・アカデミア関連(ほぼ自力で検索&応募)
Jrec-in (https://jrecin.jst.go.jp)
Researchgate (http://researchgate.net/)
Glassdoor Job Search(https://www.glassdoor.com)

・民間企業(転職エージェント利用)
リクルートエージェント(https://www.r-agent.com/)
アカリク(https://acaric.jp/)
JAC Recruitment(https://www.jac-recruitment.jp/)
Apex(http://www.apexkk.com/)

・その他
Linked-In(https://www.linkedin.com/)にプロフィール登録

大体の時系列

2018年6月
現職に着任と同時に就活を始める。
毎日Jrec-inを眺める程度。
マッチするものには積極的に応募する。

2019年12月
民間企業への転職も視野に入れて(&就活を体験するため)様々な転職サイトに登録し、履歴書と職務経歴書を作成。
エージェントから送られたり検索して出てくる求人から、興味のあるものについて「応募する」ポチると完了。チョー楽。
同時にLinkedInにもプロフィールを登録。

2020年10月
本格的に企業への就活を始める。
ガチのプロフィール作成、エージェントと本格的に面談など。
いろんな求人が降ってくるので興味のあるやつに応募。
面談を通すとマッチする求人が厳選されて送られてくる。

2020年12月末
エージェントを通じて(後に転職先になる)ヘルステック系会社のデータサイエンティスト職に応募。
データサイエンスの経験なんかないからダメ元。

2021年1月末
面接で生物系の研究をしていたことを高く評価される。
プログラミングの評価も思った以上に高かった。
結果、内定&条件提示をもらう。
他社の選考も進んでたので、返事は保留。

2021年2月
内定をもらった企業からそろそろ返事がほしいと連絡。
ぜひ来てほしいからオファー面談をしてもいいと。
その熱意に感動してお世話になることを決断する。

最終結果

アカデミア
0勝7敗1辞退(4書類落ち、3面接落ち、1面接辞退)

民間
1勝58敗(1社内定、5社面接落ち、残り書類落ち、ダメ元でポチったものも多い)

応募業種内訳
医療・生命科学系 50%、食品系:20%、工業系:10%、農業系 10%、その他(特許事務所やコンサルなど)10%

応募職種内訳
研究開発 60%、技術営業 20%、データサイエンティスト 10%、その他(学術サポート、コンサルタント、特許技術者など)10%

雑感

意外とPh.D.持ちを対象とした求人は多い。

・一番のネックは「○○業界(分野)で○年以上」という必須条件。
アカデミアでの経験はここにカウントされないみたい。
未経験者可も意外と多かった。

・ベンチャー企業は博士号持ちを積極的に取ってる感がある。
特に海外展開してる会社は多様な人材を欲しがるので狙い目。
年齢も(そんなに)関係ない。

転職エージェントってめっちゃ楽

・履歴書と職務経歴書さえ登録しておけば、マッチした求人が来るのでクリックひとつで応募できる。
アカデミアと比べて応募のハードルがめちゃくちゃ低い。

・エージェントを通すと落ちた理由まで教えてくれる。
定型文(これまでの経験がマッチしない、他に有力な候補者がいたなど)も多いけど。

・会社との調整も全部やってくれる。
面接の日程調整はもちろん、面接には誰が出てきてどんな人なのか、こういうことを聞かれる、過去にはこういった人が落ちてるなど。
面接後の先方の感想、どこを評価したか、今後期待することなど全部教えてくれる。

・LinkedInにプロフィールを登録しとくとエージェントから声がかかる(こともある)。
今回はそこから転職先を決めることができた。

業界によって需要&待遇に差がある

・求人の多い微生物工学や、ライフサイエンス分野ではマッチングの段階で門前払いだった。
バリバリモレキュラーができる人は需要がありそう。

・NGS経験は強い。
関連する求人(NGSの技術営業やNGSを使った分析業務)は多い。
通るかは別。

・データサイエンティストの需要はパない。
Python使えるって言っとけばどこかしらには入れそう。データサイエンスを極めてる人か、データサイエンス+αの強みがある人は待遇のランクが1つ上がる感。

・農業系はそもそも求人が少なく、あっても給与レベルが一段階下がる。

総括

進路で迷ってるなら民間就活してみよう!
自分では気づかなかった意外な面を評価してくれる!
ためらうことなど無い、Try,Let's have a fight!

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