あれを見て感動する看護師

入院してから約1年後の2014年2月ごろの話。

手足の自由が効かない私。眼球しか動かせなかった頃に比べると、車イスに乗って移動ができるだけでも幸せを感じていた。

ただ、その頃も私を悩ませる重大なコトがあった。

『おトイレ』だ☺️

ここから変な話になるが、事実であり、生きていく上では大切なこと。

言うまでもないと思うが、身体が動かなくなってからこの頃までず〜っと『オムツ』のお世話になっていた😅

着けていて決して気持ちのいいものではない。

ゴワゴワするし、淵の方が擦れてかゆくもなるし…。

それを着用しているということは、あれはそれにやるのである😅

お分かりだろうか?

もう一度言う。

あれはそれにやるのである🤣

赤ちゃんはいとも容易くあれをそれにやっているが、おトイレであれをすることに慣れた大人があれをそれにするのはいろいろと苦労がある。

まず、あれが出にくい😣

便器に座った状態であれば、黄門様がオープンな状態だから、お腹に力を入れればスルッと出て来るんだろうけど、寝た状態や車いすに座った状態だと、黄門様が開きにくい状態になり、なかなか出すのが難しい😱

出た後、あれがお尻にべっちょりついている感覚はなんとも言えない😅

もちろん、あれをやった後はそれを交換しないといけない☺️

それの交換はベッドに仰向けになった状態でやってもらう。そう、赤ちゃんのそれを交換している状態を思い出していただければ容易に想像つくだろう。その情景の主役が赤ん坊ではなく50手前のオッサンなのだ😅

もちろん、交換は看護師さんや介護士さんにやってもらうが、これも何とも言えない気持ち☺️

最初は恥ずかしかったが、全身動かないし、声も出せないから、文字通り『まな板の上の鯉』状態でどうしようもない。そんな状態を1年もやっていたらこれが普通に変わってきて、恥ずかしさなんてほとんどなくなって、それの交換の時に会話まで楽しめるようになっていた🤣

そんなある日、ベッドの上で寝た状態であれをやり、ナースコールを押した。来たのは30代前半のかわいい💕看護師さん😍

いつものようにズボンを下ろされ、それを開かれた。

それが全開になった時、彼女が言った。

わぁ、キレイなウンコ❣️

あれにキレイも美しいもない‼️あれをそんなふうに見れるなんて、やっぱりこの人たち普通じゃない😅

と思ってたら、彼女は

見てみる?はい❣️

と、まん丸のあれを両手ですくうようにして私の目の前に差し出してきた😅

確かに、これは感動モンだわ。手で丸めた?と思うくらい丸い。出てきたところが狭いそれの中だから、お尻とそれの間でもまれて丸くなったんだろう。ある意味、自然にできた芸術品だ。

それにしても、あれをなんの躊躇いもなく、粘土で遊ぶかのようにあれを触れるなんて…。手袋をしているにしてもスゴイ。下の世話をこんなに明るくできるなんて、看護師が聖職と言われるのが分かるわ。

看護師さんだけじゃなくて、介護士さんや作業療法士、理学療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、医師、メディカルソーシャルワーカーなどなど、私一人のために何人の人が動いてくれたか。感謝しかない。

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