仮面

知らない自分を知る

今日は、ドラマティーチャーとして「即興」のワークショップの講師をして参りました。今日のテーマは「体感から自分を知る」

演劇や即興のワークをしていると「あー自分はこんな人だったんだ」という気づきがたくさん生まれます。
変わりたいと思っている人は多いのですが、自分のことをしっかりと見極めている人は実に少ないのです。

たとえば、自分は制限がまったく無いほうが楽なのか、それともある程度制限があった方が動きやすいのか、制限があってもその中で自分を活かすのか。といったことです。
身体は嘘がつけないので、制限が苦手な人は制限をかけられた途端に、動きがぎこちなくなってしまいます。

それから、自分が思考優位の人なのか、感覚優位の人なのか。
といったことも、分かります。
先々と物事の段取りにだけ意識が向いて、意識がアチコチ飛ぶ人もいます。
思考優位になると、頭は忙しく働きますが、実はその場で起きていることへの注意が欠落しますので、その場に居るように見えて、心は遠く離れている、と言ったことが往々にして起きるのです。

職業あてゲームでは、一人一人にお題の紙を引いてもらい、マイムで演じて頂き、ギャラリーがその職業を当てるという事もやりました。
こうしたことをやると、いつもどんな風に物事を捉えているのかが良く分かります。

この他にも、自分の内側と外側(見え方)のギャップなども体感して貰いました。

こうして、自分でもまだ知らない自分を知ることで、自分のどこを変化させていけば、より魅力的になるのか。こんな事が見えてきます。
こうしたノウハウは、会社と取り仕切る、企業の幹部社員の方にこそ、体感し知っておいて頂きたいことの1つです。

人材教育を新人にさせる前に、会社全体に影響を与える幹部社員の方にこそ体感して頂き、それを新人採用や教育に活かせるようになることが、ベストだと思っています。


子育てもそうですが、子どもを育てながら、親が育つ。
というように、講師をしている私も、沢山の学びがあります。
自分はどういう方向性で、どういう方に向けた講座をするのが得意なのか。
私の講座の特徴は何なのか。と言ったことが明確になるからです。
ここ数日で、そうしたこともどんどん明確になって来ました。
いつでも、その場に集う人たちに答えではなく、気づきを芽生えさせる。
そんな伝え手でありたいと思います。


今日も最後までお読み頂きありがとうございました。
また明日、同じ場所で。




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