見出し画像

久しぶりに書いてわかったこと

久しぶりだった。
しっかり書くって本当に久しぶりだった。
いや、こんなに書いたのは初めてかもしれない。
頭の中にある伝えたい思いをピッタリの言葉で表現する難しさ。
そして構築する難しさ。でもやっぱり、私は「ゼロから何かを作りあげるのが好きだ」と今、思っている。
良しここまで!と決めたときの「爽快感!」も堪らなかった。
(続きはあるけど…)今日の空みたいに爽快だ。

春はすぐそこ

二、三週間前。
久しぶりにPCでnoteを立ち上げた。
その時に目がピタリと止まったのが「創作大賞2022」という文字だった。

その少し前に佐渡島さんのnoteで興味をもった矢野和男さんの「データの見えざる手」を読み始めたばかりで、その中のデータ写真が、私が創作していた「たましいのこえ」という小さなお話しの中に出てくる「身ごろも」という、人生を映し出す衣にそっくりだった。

あれ?もしかしたら…あのお話を出してみると面白いかも。
そんな思いがムクムクと私の中で膨れあがった。
5話まで書こうと思っていたけど2話で止まっているし、あのお話し完成させて応募してみようかな。そんなことを思い始めた数日後、私は全く違うものを書き出していた(笑)

ずっとずっとまとめたいと思いながら、後回し後回し後回し×10ぐらいほったらかしにしてきた演劇の可能性のお話。
ぐわぁーっと何か強い思いが吹き出して、何がに背中を押されるみたいに書き出してしまった。
これを逃したらもうずっと書けないような気がした。
でも…ギチギチにスケジュールを組んで仕事をしていて、じっくり書く時間なんて無い。あと二週間もないのに。
そんなことで、正確に言えば、最後に向かってただ黙々と、隙間時間でメモを書くように携帯を打っていた。
久しぶりに電車時間が愛しかった。

今。
身体に溜め込んでいたものを出した、抜け落ちた感じの爽快感。
バランスが整った感じの体感覚。
思考回路がすっきりした感じ。
今の私はそんな状態。

話すことは消えものに近い。
録音したものは残ってもそれを聞き返すことはあまりない。
過ぎていく時間が魅力なのだ。
でも、書くことはその逆で、文字の中から書き手の人生が滲み出る。
積み重ねの上に出来てるもののように思う。
話すと書くことは、陰陽のような関係かもしれない。
干した布団に顔をうずめながらそんなことを思う幸せな昼下がり。

サポートして頂きましたら、甘いものなど食べに行かせて頂きます✨😌✨