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2024年8月の読書録

8月が終わり、9月になりましたね。
事前に宣言していた通り、わたしは8月の半分をザファに捧げ、もう半分を舞台に捧げ、その合間を縫って仕事をしていたので、本気で本を読む時間がありませんでした。
そんな8月の読書メーターまとめはこちら。

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読んだ本の数:5
読んだページ数:2261
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むしろよく5冊も読めたね?

1. 小野不由美著 『屍鬼(三)』 (新潮社、2002)

2.小野不由美著 『屍鬼(四)』 (新潮社、2002)

3.小野不由美著 『屍鬼(五)』(新潮社、2002)

屍鬼シリーズ、まとめて書きますね。
3巻に入ってようやく、というか、ホラーの謎解き部分が始まります。
ホラーって、「怖さ」をどう構築していくかと、その「怪異」をどう解決するか、という二つのパートになると思うんですが、この解決パートに入った途端、なんというか「小野先生だな〜」とおもいました。
小野先生の描くホラーって、人情ものですよね。
そして「人」の怖さ、というのも同時に描いている。
これを読みながら、わたしは『魔性の子』を思い出したし、この話のラストは広瀬先生と高里のIFなんだろうな、という気がしました。

4. 香月美夜著 『本好きの下剋上 ハンネローレの貴族院五年生1』(TOブックス、2024)

きたー!!
ハンネローレ様外伝!
結構極限の状態で読んだので、物語を十分に楽しめなかった感がややある……
んだけど、新しいキャラが満載なのと、非常識ローゼマインじゃないくて常識人ハンネローレ様が主人公なのとじゃ、物語がだいぶ変わるよな……
というのが実体かなと思います。
ハンネローレ様に幸あれ。
あと早く続きが読みたいです。

5. 有栖川有栖著 『日本扇の謎』 (講談社、2024)

新刊が出ていると聞いたので、買ってきて読みました。
忙しい期に被ってしまったので、読み進めはゆっくりでしたが、とりあえず読めた。
有栖川作品はやっぱり最高のエンタメ本格ミステリだな、と思います。
ところで先生、江神シリーズはもう出ないんですか……?

まとめ

というわけで、8月の5冊でした。
シリーズというか、1作五分割があったので、実質3冊読了、という気分です。
とりあえず読めてよかった。
さて、9月ですが、途中から巡礼に行くので、多分巡礼中は本読めないと思います。
本を読まない生活を自分ができるのか、興味深いところでもあります。
どうなることやら。

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