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Not Suiko About Diary 12.04.2021(7 days left)

個展やアートフェアに向けて
佳境を迎えているけれど、
一日中、出かける。
それがとても良かった。
いまの僕に必要な刺激を
二つも与えてくれた。

銀座の奥野ビルの地下、
巷房2でやっていた
版画家さんの展示が良かった。

Mihoko Shimura
『Mysterious Ways』
4/12-17 12:00-19:00
東京都中央区銀座1-9-8 
奥野ビルB1F

抽象と具象の狭間を
リトグラフの柔らかな
タッチで描いている。
新作を古い和紙に描くことで
不思議な時間軸を醸し出し、
大きな作品は余白を活かして描きすぎない。
小さなドローイング作品を
階段下の窮屈な空間に
ランダムに並べて展示。
一つひとつに段差もつけて、
全部含めてあの空間を演出している。

作品一枚一枚が素晴らしいだけじゃなく、
よい感じの自由さが滲み出てる
作家さんの雰囲気と会場がシンクロしている。

版画を始めて4年位、初めての個展だという。
巷房の地下に導かれた必然性を感じるし、
ちゃんとみている人はみているのだなと、
まだまだ捨てたもんじゃないなーと、
エネルギーをもらった。

30年以上前、田原俊彦が人参持って、
歌らしきものを歌ってる姿に失望して以来、
メインカルチャーな音楽に興味が失せる。
そんな頃、何者にも媚を売らず
自由に表現するインディーズシーンの音が
僕の唯一の救いだった。

その中ですごく気になるけれど、
音源が手に入らず聴けなかった
Z.O.Aに偶然触れることができた
(持つべきは友だね〜)。

音楽だけじゃないけど、
30年以上前からもうとっくに
やってる奴らはやってるんだよなー。
斬新で音として攻めまくってるし、
それでいて日本ぽさも垣間見られる。
録音レベルは低いんだけど、
そこに当時の息吹を感じるし、
そもそも音楽って
そんな次元の話じゃないなーと実感。

コア、核はなんなのか?

この先はうまく言語化できないけれど、
音って作り手の感情がほとばしる。
ゼロからとは言わないけれど、
自分自身の中から音という
カタチじゃないモノを滲み出させている。
それを演奏という刹那的な手法で表現する。

いまつくってるモノが生産的になっていて
ちょっと腑に落ちなかったので、
このタイミングでこんな二つの刺激に
出会えたコトに感謝感激❗️
ドーピングしまくった余韻が
消え去る前に全部つくっちゃおー。
可能な限り、やり直してしまおー。
やってやるぜ❗️

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