普通に憧れる

結婚して、子供が産まれて、普通のお母さんみたいに子育てをして、家事をして、旦那が帰ってきたら旦那のお世話をして。
わたしは家族の為に働く。
そういえば独身時代から、家業を手伝いながら将来の相手を探して結婚する。
そんな『普通』っぽい事をしていくのでいいと思ってた。いや、自分の考えなんて、あったかな…

とにかく、わたしは『空っぽ』だった。
雑誌や本の中の普通っぽい話を取り込み、あとは流れに身を任せるだけ。
流行りものに乗ってみたり、側にいる人の真似をしてみたり。
それがいけない事なんて全く思ってなくて、とにかく今思い出しても、え、生きてた???という感じでした。

旦那さんとも、ラクに話せる事、彼の『闇』みたいな事に共感したり、そんな感じで付き合い始めていた。共感する事は、わたしの特性であった事にもこの時は気がつきもせず。

とにかくきちんと自分てものを見なかった。
本当の自分てどんな性格か、どんな気質があるか、どんな事が本当に好きなのか、本当に嫌いな事は何か。なんにも知らない。
それを知る事すら、知らない。

学校は成績で子供を見る。
勉強が出来るのが良い。スポーツが出来るのが良い。毎日出席すると内申に良い。いい子作りをする場所だ。
わたしは全て平均くらい。何も特別に出来ない。
みんなの様に出来ない自分をいつも責めて暮らしていた。だから誰かに好きなんて言われたら、その人に依存する。その人と居る時はなんだか生きてていいと言われてる様な。

皆んなみたいに普通に憧れていた。


全然毎日書けないけど、そんな自分も許して
いく。また書きます。



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