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7年越しの恋を諦めて

今、私はとても寂しい

7年超しの恋を諦めた

既婚者だったから、基本的には彼は家族と一緒にいる
この数年間、週に1日私と数時間過ごした
年に数回は二人で旅行に行った
彼と私の子供達と一緒に習い事などにも行った
疑似家族みたいだった
家族になるという夢に近づいてる気がしてた

でも、基本、彼は私の隣にいない
彼は不在

一時帰国中、インフルで寝込んでる中、喧嘩した(前回記事参照)
私は大きくて重い荷物を運んでくれる手が欲しかった
病気の子供達の手を引いてくれる手が欲しかった
でも、いつものようにメールや電話でアドバイスするだけ
しかも、クソみたいなアドバイスだった。
私の話を聞いて、大変だったね、よくやってるねと言って欲しいだけだった
でも、彼は電話越しにクソバイスをまくしたててた
私は電話を切った

メールで私の願いをはっきりさせた
私は私の隣にいてくれて助けてくれる手が欲しい
私と家族になるつもりがないなら、もう私を離して欲しい

数日後、彼から返事が来た

今は無理でも数年後には必ず私と一緒になるという気概を持っていて欲しいと期待した

彼にそんな気概はなかった

彼は私と生きていかない
人生を共有しない
一緒になれない

もうニュージーランドに私を待ってる人がいないと思うと虚しかった

長いフライトの後、ニュージーランドの自宅に着いた
風の音と鳥の声しかしなかった
なんて静かなんだろう

私の家と気持ちのいいベッドが私を包んでくれた

私が一時帰国の前に描いた絵が目に入った
娘がギターを弾いている絵
温かい絵

絵は確実なもの
ぐらついてしまう見えないものを見せてくれる

注がれた愛とか自分への注意とか体感覚とか
いつもブレる
見失う

絵は確実に見せてくれる
触ることができる

誰にも気に入られなくても
自分が気にいる絵を描きたい
もっと自由に描きたい

孤独にどっぷり浸かろう
孤独の中の自分に会いに行こう

自分ともっと仲良くなろう

一時帰国中に体と仲良くなれた

今は内臓を空にして
頭も空にして
孤独と静寂に居よう

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7年前、ニュージーランドの既婚者を好きになりました。翌年、移住しました。さらに3年後彼の家から車で20分のところに家を買いました。熱情のま…

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