今さらながらLIVE A LIVEを初プレイ その1

小さい頃からいわゆるゲーマーでしたが、お恥ずかしながらあんまりRPGは好きではなかったので名作の類もやらずに生きてきました。

LIVE A LIVEも存在を知ったのは大学生のころで、ちょろっとプレイしてやめてしまったような気がします。

最近JRPGブームが僕の中に巻き起こったので、あらためてニンテンドースイッチでリメイクされたLIVE A LIVEをプレイしてみようと思いました。

で、以前挫折した幕末編からやってみました。

正直、ダルかった。

忍者になって城に囚われの男を助けろという話なのですが、城がまぁ入り組んでいてすこし油断したら地下の牢獄へ落ちていく。5回は落っこちたんじゃないかな……。

ADHDの配信者らしくすぐ投げ出してやろうかと思いましたが、それでも続けられたのはやっぱり配信という名のもとに見てくれる人たちがいたことと、HD-2Dという新しいドット絵のあり方を示してくれた美麗なグラフィック、そして名作と呼ばれる理由を知りたいという探究心だったと思います(あとはお金を出したというケチ根性)

まず最初にスタッフロールのような文字がデデンと出てきます。

キャラクターデザイン
ゴーショー アオヤマ
とアルファベットで。

誰やねん。知らんわ。

と思いつつプレイを進めます。戦闘システムが独特でエンカウントするとマス目を移動しながら自分の技が敵に当たる位置をとり攻撃。敵も同じように移動して攻撃してくるんですが、このマス目の移動でATBバーを溜める、つまり技ゲージを溜めて発射みたいなシステムなんです。

これが想像以上にしっくりきたというか、通常のターン制のバトルだとどうしても「敵の攻撃を食らうまで待って、攻撃しても1回待って」というテンポの悪さというか実際の戦闘でそんなことになるか?という違和感が拭えなかったんですけども、このマス目のバトルは敵との間合いを計りつつ、自分が仕掛けられる位置で技を繰り出すという、ホントの格闘技のような駆け引きがあって楽しいなと感じました。

幕末編では100人敵を倒すと何かあるぞと意味深な空気がずーっと流れるんですが、一度倒した敵は二度と現れず、100人の敵を見つけることはできませんでした。さらに1人も倒さないというルートもあるようなので、

なかなかに2周目への欲望をかき立ててくるいやらしいシナリオ。

そんなこんなで地下牢に何度も落とされながら4時間ぐらいかけてクリアしたような気がします。いやー長かった。こんなに長いシナリオが7本もあるのかと怯えていたところ、現代編は短いと聞いてやってみることに。

なんじゃこりゃ!

いきなりの格ゲーテイスト。こんなRPG見たことない。何体かの敵と対戦してそのシナリオは終わり。

……すばらしい。

幕末編で疲れきった僕の心に降り注ぐフリスクの粉末のような清涼感。ADHDにはこのぐらいのテンポがいい。

この緩急、テンポの良さでわりと投げ出しがちなRPGというジャンルでずっぽりと沼に入る僕でした。

……ゴーショーアオヤマってあの名探偵の……?

ビッグネームが携わっていると知ったのはまた次回の話。

https://youtu.be/F2GJvJLF_do?si=c-Cu2MBC-lWOIV0J


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