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2019ツール・ド・おきなわ市民210km岩島啓太

14回目のツール・ド・おきなわ

2005年から挑んでいるツール・ド・おきなわ。今年は14回目の挑戦になる。今年の力量を踏まえて、目標は20位以内。
練習不足でCTLが低過ぎて言うのも恥ずかしいくらい。
それなので、この目標でも達成率は30%くらいだろう。経験を最大限活かし、動くべきところだけ動く戦法。上手く立ち回り目標を達成したい。

結論から言うと16位
今のベストは尽くして目標達成できた!
この目標を達成できたレースレポートを順序立てて書いてみよう。

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レース前

毎年名護辺りの宿泊なので、今年は実験的に那覇に泊まってみた。車で会場までおよそ1時間ちょっとなので、レース前でも無理の無い、現実的な移動時間だ。しかし、このレースに懸けるならば、やはり近場がいいと言う結論になった。

いつもの駐車場に車を停め、ギリギリまでトイレに行き軽量化しておく。
以前レース中のトイレ休憩で、置いていかれてそのレースを落とすというアホな事があった為、ここは念入りにw

ゼッケンも609で、シード権は無い為慌てずに集合地点へ向かう。
この緊張感はツール・ド・おきなわ独特のものがある。とてもエキサイティングな気持ちで今年もスタートを切った。

序盤の運と中盤の我慢

序盤を切り抜けるのは、技術の他にも運が必要。2017年は序盤に、後ろから突っ込まれて落車した。
なるべく前の方へ上がり、慎重に慎重を重ねて本部半島は無事に切り抜けた。

普久川の登りまで北上する海岸線は、時折現れるコーンに気を付けながら風を受けない様に集団に隠れつつ走る。

この時点で前に10名程の逃げが出来ている。タイム差は最大で8分程。

普久川の登りは集団の中程でペースに合わせて登る。優勝候補はここでは動かない。
このレースは既に定石が出来上がっていて、2回の普久川の登りはふるい落とすポイントになっている。

しかし今年は違った!

2回目の普久川の上りで井上選手と高岡選手のペースアップを皮切りに、優勝候補達10名程の先頭集団が出来上がった。

私はそのペースアップに耐え切れず後ろの大集団に身を委ねることに。集団の人数は大体30名程。
集団は私がギリギリついて行けるそこそこのペースで進み、後半のアップダウンを少しずつ人数を減らしながら進んでいく。
脚が既に一杯なので、先頭交代もほどほどに何とか最後まで生き残る事を優先して走る。

終盤は何処まで食らいつけるか

羽地の登りは普久川に比べて短いが勾配があり、最後の勝負所になっている。
集団は25名程の人数で羽地の登りに突入した。
ここでついて行けるかが分かれ道だ。
渾身の力で登る。しかし7名に先行されてトンネルをくぐる辺りで50m程度の差がついている。

先行メンバーは佐藤選手、池川選手、小畑選手、銀山選手、兼松選手、牧野選手、荒瀧選手の7名。

前のペースがこのまま上がらない事を祈りつつ、ギリギリのパワーで登り続ける。いくつかある登り返しで徐々に差を詰めていき、最後の頂上前で何とか追い付いた!藤田選手も後ろで追いついたらしい。

9名でローテーションし、後は平地を耐えるのみ。

イオン坂でアタックがあり、一人遅れて8名のゴールスプリントに。

そして結果は、小集団の4番手の16位でフィニッシュだった。

ツール・ド・おきなわではこの所、あまり成績が良くなかったので、今年の力量でここでゴール出来たのは来年に繋がる良い結果だった、上出来!
来年も挑もう!

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