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職務経験論文の模範解答と解き方(9,980)

【最多評価突破記念! 9980円→6980円】

※当教材は2024年受験者用に更新しました。

社会人経験者採用試験の受験者が最も苦手とするのが「職務経験論文」です。

そもそも社会人は手書きで長文を書く機会がほとんど無いにもかかわらず、時間制限と字数制限の中で、テーマに沿って自己アピールを交えて論じなくてはなりません。

はっきりと申し上げて、かなり高度なことが求められています。

一見、対策のしようがないように思えますが、実は得点を大きく安定させる重要なコツが2つあります。

1つ目は、合格論文の「型」を知ることです。

「それぞれの段落で何を書けばいいのか?」
「どの順番で論じればいいのか?」
「どのくらい詳細に書けばいいのか?」

こういったことが「型」です。

もし「型」を知らなければ、試験開始と同時に「何を書こう?」「どんな構成で書こう?」などと余計な思考に時間を取られてしまいます。

一方で、あらかじめ「型」を知っていれば、あとは知識を流し込むだけでスラスラと合格論文を書くことができます。


重要なコツの2目は、「汎用知識」をインプットしておくことです。

論文試験では、冒頭に出題テーマの背景を述べることが不可欠です。

例えば特別区では「仕事の優先順位」について出題されたことがあります。

この場合、なぜ仕事の優先順位が行政の現場で求められているのか、昨今の行政課題や背景から説明しなければなりませんでした。

横浜市などの自治体の例では、出題文に既に背景が書かれているケースもありますが、論文ではそれをさらに膨らませて述べる必要があります。

ところが、出題テーマの候補は無数にあるので、すべての背景を学ぶというのは現実的ではありません。

そこで役立つのが、「汎用的な背景事情」です。

実は、あらゆる出題テーマは元を辿れば共通する根本的な背景があります。

つまり、闇雲にテーマを覚えるよりも、根本的な背景事情をいくつか押さえておくだけで、どんな出題テーマにも対応できるようになります。

汎用的な背景事情の他にも、あらゆる課題・背景にも対応できる解決策と、非常に好まれるのでぜひとも書くべき職務経験についてもお伝えします。

また当教材は、特別区経験者採用、政令指定都市の社会人経験者採用の過去問を用いて、模範解答を見せながら解き方を解説します。

模範解答でゴールイメージを掴み、型を覚え、どんな出題にも対応できる知識を得ることで、何が来ても安定して合格論文を書けるような対策をお届けします。

万一、少しでもご満足いただけなかった場合は、noteの返金機能に従って、謹んで全額をお返しいたします。


☆多くの方がセットで購入されるので、それならばと思いセット割を始めました!単品か、セットか、どちらかお好みの方をお選びください。

【特別区を受験される方】

【特別区以外の地方自治体を受験される方】



さて、近年の社会人経験者採用の職務経験論文は次の2パターンに分類されます。

【職場課題パターン】・・・特別区、さいたま市、札幌市、京都市 等
職場内での特定の場面や課題、能力をテーマに、あなたの職務経験がどのように生かせるのか論じます。

【地域課題パターン】・・・横浜市、川崎市、大阪市、名古屋市、神戸市、福岡市、広島市、仙台市 等
地域課題や自治体が掲げる目標に対して、あなたの職務経験がどのように生かせるのかを論じます。

前者の場合、出題テーマがなぜ自治体に求められているのか、自治体の現状と課題を踏まえた上で正しい論述が求められます。

後者の場合、地域課題に対する解決策まで述べなくてはなりません。

地域課題について深く学ぶ必要がない分、特別区のような職場課題パターンの方が易しい傾向にあります。

ところがここ数年、社会人経験者採用では他の自治体の出題を参考にするケースが増えてきています。

即ち、今まで【職場課題パターン】だった自治体が、急に【地域課題パターン】にスイッチする可能性があるということです。

いずれにせよ、両方の書き方を覚えてしまえば安定しますので、過度な心配は不要です。



0.職務経験論文の模範解答

長年の講義の経験から、いきなりテクニカルな話をするよりも、まずはゴール感を示す方が、遥かに理解が早いことを感じています。

そこで、まずは職務経験論文の模範解答をお見せするところから始めていきたいと思います。

さっそく、職場課題パターンと地域課題パターン、それぞれの模範解答を見ていきましょう。

次のような論文を試験当日までに安定して書けるようになることがゴールです!


1.職場課題パターン

【出題文】
 仕事の優先順位について、あなたのこれまでの職務経験を簡潔に述べてから、その経験を踏まえて採用区分における立場として論じてください。
(特別区経験者採用過去問 ※1級職(係員)採用区分として回答)

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