見出し画像

今すぐできる年間支出額のざっくり計算


ライフ・マネープラニングを構築する際に、家計の見直しが必要な場合があります。年間支出額の割り出しが目的ですが、家計簿をつけていない人が今から始めたのでは、1年かかってしまいます。ここでは、ややざっくりとした年間支出額の計算方法を紹介します。


1.用意するもの


必要なものは、給与所得者の場合、源泉徴収票と、住民税特別徴収額決定通知書、預金口座の通帳です。源泉徴収票は勤め先から1月に渡されます。住民税の特別徴収税額決定通知書は6月に渡されます。

2.ざっくり計算のやり方


まずやるべきことは、1年間の手取り収入額を計算することです。源泉徴収票に記載されている一番大きい数字、支払金額から源泉徴収税額と、社会保険料等の金額を差し引きます。

次に、住民税の特別徴収額決定通知書の、住民税の総額を差し引きします。
これで、手取り収入額が出ます。

次に預金の通帳ですが、源泉徴収票の一番上の「○年分」に相当する○年1月1日時点での残高と、同じ年の12月31日時点での残額の差を計算します。
要するに、年末の残高から年初の残高の金額を差し引きします。これで1年間の預金額が出ました。

先程の年間手取り収入額から、この預金額を差し引きすると、ざっくりとした年間支出額を割り出すことができます。

家計簿の場合、かなり細かい記録が必要で、その記録が抜けていたり、間違っていたりすると計算が合わないことがしばしばあります。

先ほど紹介した計算方法であれば、毎日家計簿をつけることなく、ざっくりとした年間支出額を把握することができるのです。

3.まとめ


いきなり家計簿をつけるのではなく、まずは上記の方法で「毎年これぐらい財布から出ていっているんだ」ということを知り、それから細かく分析して、家計の見直しをすることをお勧めします。

今日もご覧いただきありがとうございました!
よかったらフォローやスキをお願いします(^^)


▼普段はグラフィックデザイナーとして活動しています♡
良かったら過去の作品をのぞいてみてください(^^)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?