離乳食を作ることを頑張らないために。便利で安心して使える市販品に頼るのは悪いことじゃないよって話。
前回こちらの記事「離乳食を作ることを頑張らないということはむしろこどものためになるって話」でも書きましたが、離乳食に細かいレシピもバリエーションも必要ありません。
素材本来のおいしさを覚えてもらうためにも、同じ素材を何度も食べさせてあげても大丈夫なんです。
そして、しんどい時は市販の離乳食に頼ってOK!
もちろん、どんなものを使うかしっかり吟味する必要はありますが、「いつでも使っていいんだ」と思える市販品のストックがあると、少し気が楽になったりしますよね。
おかゆだって、レンチン1分でできる
離乳食でおかゆを作るまで、自分でおかゆを作る機会って、あまりないですよね?
私も栄養士という仕事柄、作る機会はあったのですが、50人分とか家庭で作るような量じゃなく。。。
初めて家で作ったときは、離乳食で使う少量のおかゆを作るのって難しい!と思いました。
ちょこっと目を離すと焦げちゃうし、火加減を間違えると固くなっちゃうし。。。コツさえ覚えたら簡単なんですけどね、初めての育児に初めて離乳食だと余裕もなくて、最初は苦戦したのを覚えています。
今回は、そんな毎日を助けてくれるお助け冷凍離乳食をご紹介します。
CO・OP 3種の国産野菜としらすのおかゆ
8か月頃から使える国産のにんじん、ほうれん草、たまねぎ、しらすが入った冷凍のおかゆです。
原材料は精白米(国産)、野菜(にんじん、ほうれん草、たまねぎ)、しらす干し、かつおぶし
原材料は素材のみでシンプル。家庭にあるものしか使っていないので、安心して食べさせられます。
「素材(産地がわかれば産地も)」
「家にある材料かどうか」
この2つがポイントです!
ここは大人がしっかりチェックしてください!
そして、もう一つ嬉しい特徴がこちら。
1回分ずつのポーションタイプ。使う分だけ手で簡単に取り出せるので無駄なく、衛生的。
最近の離乳食用の器はどれもレンジOKなので、そのままポンと入れてふんわりラップをかけてレンジでチン!
レンジにかける時間も裏面で確認できます。
1個なら1分かからずにできちゃうんです。
ラップを取ると、ふわーっとかつおぶしの香り!おいしそう!
パクっと一口食べると、ほどよい柔らかさのにんじんとほうれん草、おかゆも水っぽくなく、赤ちゃんがモグモグするのにちょうどよいかたさです。
口の中にかつおの風味が広がります。
大人が食べるには、ほんの少し塩をパラりとしたくなりますが、大人用としても十分おいしいおかゆです。この商品、介護食として利用されている方もいるそうですよ。
めんどうなホワイトソースもレンチンで
お次はこちら。
CO・OP 国産野菜と豆乳で作った角切り野菜入りホワイトソース
原材料はこちら。
原材料は、豆乳(大豆を含む:遺伝子組み換えでない)、野菜(にんじん、たまねぎ、じゃがいも(遺伝子組み換えでない))、ばれいしょでん粉(遺伝子組み換えでない)
こちらもすべて家庭にある材料で、原材料を見るだけで調理過程が想像できます。角切りにした野菜を軟らかく煮て、豆乳を加えて、でん粉でとろみをつけたのかなー?と。そこまで想像できるとより安心できますよね。
市販のものを買ったというより、自分の代わりに作ってもらったという気持ちになれる。それが市販品を使う罪悪感をなくしてくれるのではないでしょうか。
少し手を加えてアレンジもできる
ホワイトソースを使って、アレンジを。
冷凍かぼちゃ1つとホワイトソース2つ。
どちらもレンチンで下ごしらえ。
もちろん解答時間はパッケージにしっかり書いてあるので、その通りにレンジにかけるだけ。
冷凍かぼちゃも裏面に書いてある通りにレンチン。
ホワイトソースの中に皮を取ったかぼちゃを入れて、フォークでザクザクと潰して混ぜるだけ。
器に盛り付けて、風味づけに粉チーズを振っても◎
(アレルギー要確認)
レンチンだけで、かぼちゃのホワイトシチューが完成しちゃいました!
おかゆと合わせたら、あっという間に1食できあがり!
ホワイトソースも味見してみましたが、やさしい味わいで、ほのかに豆乳の風味がします。
試しに、バターと塩をパラリと加えてみたら。。。おぉっ!すごくおいしい!
耐熱ボウルにベーコンや、さいの目に切った野菜とバターを一緒に入れてふんわりラップでレンチン。そこにレンチンしたホワイトソースを加えて、塩・こしょうで味とととのえたら立派な大人用スープの完成です。
市販の離乳食もしっかり選べば強い味方になる!
手抜きではなく、自分の代わりに作ってもらったという気持ちで使う。
手作り+市販品でもっとおいしい!
コープには便利で、何より安心・安全な材料を使った商品がまだまだたくさんあるので、これから少しずつ使い方を紹介していこうと思います。
頑張らないけど、おいしくって赤ちゃんのためになる離乳食ライフを送りましょう!
※店舗により取り扱いのない場合があります。
編集/能戸英里