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もう振り返らないでいくよ

ついに子宮筋腫をとることが決まった。この決意に至るまでと今思うことを、備忘録的に残しておくことにする。

筋腫があると初めて分かったのがいつだったのかは、もう覚えていない。ずっと経過観察で過ごしてきて、それで大きな問題はなかった。少し不調な時に病院で診てもらうと「筋腫の影響もありそう」とは言われていた。

今回とるのは、粘膜下筋腫というやつ。筋腫にも種類があって、これが生理や妊娠に影響するやつらしい。

事の発端は、ぼんやり頭にあった不妊治療、妊活だ。

今年2月から関連する検査をいろいろ受けていた。恐怖の卵管造影検査も終えた。筋腫を除いてほぼ問題なし。

ほぼ、とは。卵管造影検査の結果、卵管は通っていたのだけど、片側の卵管采周辺が癒着気味かも、とのこと。ピックアップに影響する。
この結果を聞いている時私は、検査が無事終わったことへの安心感が強くて「あ~そうなの」としか思わかった。検査を終えた段階でしかないのに、積極的な治療が考えられなかったのだ。「それならそれでもういいか」とも。
先生は、癒着は手術しても再発するし、まずは粘膜下筋腫へのアプローチが必要的なことを言った。

筋腫をとっても妊娠するか分からないし、妊娠を特に望まないなら経過観察でも、と言われている状況。自分の体に負担がかかることをすぐに選べなかった。そのまま夫に伝えると、私の体(と心)が優先だ、と言ってくれた(気がする。意訳だけど)。二人での未来にも、大きな希望がある、と。

そのあとMRIをして立体的に?位置や大きさを診てもらい、さてどうしますか?となり。積極的じゃないことを伝えると、体に傷がつかない比較的負担の少ない手術だと言われ、また考え直す。

妊娠とかを一旦置いといても、生理に影響が出る筋腫。それは将来的にもない方が良いよな、と思い始める。(再発の可能性もあるけど)これをとって、一段落と考えようかな。
といっても、とったら自然妊娠の確率は上がるかもしれない、という期待がないといえば嘘だ。もしかしたらの可能性を信じる自分もいる。住んでいる地域を明かすことになるけど、地元で不妊治療に関して大々的な政策が出た。体外受精、実質無償化。それならば、と思わなくもない自分もいる。

母ともいろいろな話をしたけど、まずは目の前のことからだ、と。手術や術後、そもそも生理を止める薬にさえ不安がつきまとうけど、私に関わってくれる人、もの全てを信じる。それしかない。

入院までまだ日はある。出来る限りの楽しみを受け取って、前向きに過ごすぞ!その一環で、今さらながら『《A》BEGINNING』のCDを買ってしまった!!推したちよ、力を分けてくれ~~🥹


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