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2022/5/29 羊文学 TOUR 2022 OOPARTS@仙台PIT

初羊文学!コロナ禍になった頃に好きになったがためになかなか観れずにいたんだけど、まさかワンマンツアーで仙台来てくれるなんて感謝しかない…!

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※ネタバレあり






















席ありのPITは初めて。パイプ椅子が敷き詰められていて、席は空けず詰めて座るスタイル。
ソールドって聞いてたけどリアルに私の周辺は空席もなく、お客さんで埋まっていて感無量。

ステージが透け感ある白いヴェールに囲われていて、幻想的なインスト音楽がだんだん大きくなったと思ったら暗転。ヴェールの中が乳白色に光り、人影が演奏(hopi)を始める。

まるで暗がりに浮かぶ船…いやいや初っ端から演出素敵すぎでしょ?!

次のmotherもヴェールに包まれての演奏。ただ、照明がヴェールの外側も照らして輪郭だけだった姿がうっすら見えるように。
曲後、バサっと一気にヴェールが落ちる。スモークがステージ床全体にふわふわ漂う。

そしたら次の曲が以前このブログの雨のプレイリストの記事にも上げた雨!うれしすぎた!

最初のMCでは、仙台はインディーズの時に1回来たぶりの2回目で、モエカちゃんは茨城生まれだけど2~5歳まで仙台市青葉区に住んでいて幼稚園も通っていて、七夕まつりとか仙台での楽しい思い出も覚えていたから来れてうれしいと。

なつのせいですはコロナでライブが中止になったりで演奏するのは初めてだったそうだけど、そうとは思えない堂々たるステージ。
電波の街は映像を使って。
金色は今回のアルバムで一番好きな曲なんだけどライブだとまた雰囲気違って良!
くだらないはモエカちゃんの声が震えてるような、あまりにも切なそうに歌うものだからこっちまでギュっと苦しくなる。
まさかの中盤で予感。本編最後かと思ってた。予想外なのに惹きこまれる。
OOPARTSも映像を使って。音が音源よりくっそ重たくて、そしたらその振動?でフクダさんの斜め後ろのスピーカーが倒れてどんだけぇ…(すこ)最後、曲が終わったかと思って拍手しかけたらオリジナルアウトロつけてきて!曲後に「みんなだまされたでしょ?」ってにんまりするモエカちゃんかわいい笑

2回目(多分)のMCではアルバムのことを。
アレンジャーを入れることもできたけど入れず自分たちの力で缶詰になって作ったそう。ゆえにどういう反応されるかが不安だったと。
OOPARTSの録音でシンセに挑戦したけど、ライブでは自分たちの演奏を聴いてほしくてライブアレンジで演奏したとも。

パーティみたいな明るい曲からのマヨイガみたいな心を震わす曲はあかん…また泣きそうになった。
あいまいでいいよ、ワンダーとだんだん音が、声が、どこまでも広がっていくような、宇宙を漂ってるみたいな浮遊感にただ身を委ねるだけだった。



アンコール

3人が再登場して、それぞれが位置につくと演奏(人間だった)が始まる。
本編ではいろんな演出があったけどアンコールはシンプルで演奏に集中できた。あらためて演奏うまいというか安定感…羊文学つよい。
アンコールのMCはゆりかちゃんによるグッズ紹介。ゆるすぎて…笑
これは実際体感してもらうほかない。ちなフクダさんも喋ってた!
最後は明るい気持ちになれるようにって、POWERと夜を越えて。
POWER、自然と両手挙げちゃうね笑
そうしてメンバーも客席も笑顔で終幕したのでした。


羊文学の音楽はステージ含め、受けた感情を言葉に表すのがすごく難しくて、ありきたりだけどそれしか思い浮かばないくらいエモい。
最初から最後まで兎に角まるっと美しいステージ。
あと個人的に音源であまり気にしたことなかったけど、ゆりかちゃんのコーラスがとても素敵だった!

素敵な時間をありがとうございました!
残りもよい旅を…!













-SET LIST-

hopi
mother

光るとき
砂漠のきみへ
-MC-
なつのせいです
あの街に風吹けば
電波の街
金色
キャロル
くだらない
予感
OOPARTS
-MC-
パーティーはすぐそこ
マヨイガ
あいまいでいいよ
ワンダー

en.
人間だった
-MC-
POWERS
夜を越えて

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