歌詞解釈をしたいから

おはようなぎ。CLの準備も佳境に差し掛かってまいりました。去年よくやったよなあ、来年度は責任のあるお仕事なーんにもやりたくないなあ。

さて、歌を歌うときには必ず歌詞があるけど、「この歌詞は何が言いたいんや」「なんかエモい感じ出てるけど実際よくわからん」ってことがざらにあるよね。そういうとき私は国語科の民に歌詞解釈を依頼します。

過去にはフジファブリックの「若者のすべて」 菅田将暉の「まちがいさがし」をアカペラで演奏する際に、曲のことをもっとよく知りたくて解釈してもらったんだけど、私にはない視点から論理的に読み解いてくれてすごく感動したと同時に、歌に一層深みが出たように思えました。最初は大学の講義の途中とかに「こういう歌がありまして、ここのこの表現とか、一人称の気持ちの移り変わりとかがいまいちわからなくて。どゆことだと思います?暇なとき教えてください~」みたいな感じでLINE聞いたら、なんとPDF2枚にわたる曲全体の解釈が送られててきて(しかもその日のうちに!)1訊いて10返ってくるとはこのことだ、すげぇ〜おもしろ!!!ってなったのを覚えています。

また作品についての論を展開する際には気を付けなくてはならない点が1つあって、それはその解釈が、作品単体だけを鑑賞しその情報だけで読み解く「テクスト論」なのか、作者の生い立ちや経験などを加味しながら、その作風や思想を結論付ける「作家論」なのか、さらには周辺情報なども視野に入れながら、作品全体の一般的な解釈を目指す「作品論」なのかをあらかじめはっきりさせてから始める必要がある、ということだそうなんです。

それで、最近聴いてはっっ!!!とした歌があって、杏沙子さんの「こっちがいい」なんですけど、これの歌詞解釈をテクスト論に則って行っていきたいと思います。次のノート書くから!これめちゃすごい曲だから!

2020.2.8

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