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大人であること


外出自粛が続く中で、思うことは、

普段から引きこもり気味の生活をしていると、そんなに苦ではないなということ(それは、もちろん、外で働いてくれる人がいるから成り立つ生活である。)。

そして、今の自分にとって、外ではない内、家の中が安心していることのできる場所であることの嬉しさについてである。


少なくとも子どものとき(だいたい22歳ぐらいまで)の私にとって、家の中は、安心していることのできる場所ではなかった。その状態について、うまく説明するのは難しい。もう少し、言語化できるようになるといいなと思う。

家の中に、足元が針だらけ。たとえて言うならそんな感じ。


今はなにが違うのだろう。

大人になったのだろうか。大人の条件ってなんだろう。

逃げただけなのかもしれない。でも、距離を取ることができるのは、大人になったからではないだろうか。少ないけれども、お金を得て、動けるというのは、それがしたくてもできない時と比べると、大人になったということかもしれない。


つまんない大人かな。


あのときの自分に近いような思いをしている子どもたちは、今も沢山いるんじゃないかな。

もう少し大人になって、そんな子どもたちになにか自分にできることがあればいいなと、今の私は思う。


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