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原神は我が家の会話に75%バフを掛けてくれている

長きに渡るフリーナ様ガチャの戦いから解放されたしょこらです。

フリーナ様ご降臨の20日間、ひたすら無心で原石を掘っていました。我が家の3アカウント分掘り切りましたのです。さすがに3アカウント。たとえお金のパワーをもってしても全てを解決するなど出来やせず。

結果、歴代屈指にキツいゲーム月間を過ごしておりました。

来る日も…
また次の日も…
武器が欲しいと言われれば東に駆け…
出ないと言われれば西に駆けました…

背景を少し説明すると、『原神』には「7人の神」がいるとされ、1年に1人ずつ実装されています。今回はその中の5人目、「水神」の座に座るフリーナ様が登場しまして『原神』界が沸いていたのです。暫く全世界・全ゲームアプリ売上の中で1位を独走するほどのお祭り状態でした。

たぶん後日書くけど、最高にいい子なのよ…

結果、なんとか家族全員にフリーナ様がお越し下さったのです!拍手っ!

がんばったわ…

で、なんでこんなに『原神』に入れ込んでいるかというと、我が家での娘との会話において結構な割合で『原神』がフックになっているからです。

そこから、今回は仕事でも使える「人と長期的な関係を築くコツ」的なものに気付いてしまったので『原神』を例に書いていきたいと思います。


人との関係には時間の絶対量がやっぱり必要

よく「子どもは大きくなると親と遊んでくれなくなる」と言われまして、それは一定真実なのだと思います。子どもが自我を持つにつれて、ひとりの人間として自分の世界を持っていくものですからね。

一方で、世の中には親友のように仲の良い親子も多いもので、特に母親と娘はそういう関係になりやすいものではないでしょうか。

それは「一緒に過ごした時間の量」という単純極まりないKPIが人間関係には重要であるという事実があり、それを助けるように「娘が成長するにつれてより興味関心が合いやすくなる」面があるのだろうなぁと思っています。

かまって、かまって

これは親子に限った話ではなくて会社においても同じで、上司同士の方が上司とその部下よりも意思疎通出来ていることが多いのは、単純に話している頻度が多いからだったりします。

「上司が何考えているのか分からない」という方は、一度意識的に昼ご飯を一緒に食べに行くなど、絶対的な会話量を増やしてみて下さい。きっと前よりずっと上手くいきますから。

つまり「その人のことを理解したかったら、その人に興味を持って、一緒にいる時間をなるべく増やそうぜ」という極めて単純な作戦が結局一番重要なのです。

毎日見ていると何故か親近感が沸く広告の「単純接触効果」的なものもありますしね。

「持続する共通言語」が助けになる

ただ、我々は異なる人間ですから、普通は異なる興味関心を持っているわけで、その差が大きくなるほどに一緒にいることは難しくなっていきます。

子どもが大きくなると会話が難しくなるのは、親と興味関心が合わなくなっていくからで、これが原因で少しずつ「遊んでもらえなくなる」ものです。

逆に言えば、お互いが興味があることを「つくって」しまうことが、長く「遊んでもらえる」= 「一緒にいられる」コツなのだと思います。

そしてこの「お互いが興味あること」の良い条件として「興味の対象自体がそれなりのスピードで変化すること」があるなと最近気付きました。

一緒に楽しむって大切

お母さんと娘の興味が長く合いやすいのも、アイドルやファッションといった、一定頻度で「ニュース」をくれる「動的なもの」が興味の対象だから、というのは大きいと思います。

興味の対象が「静的なもの」(クラシックのピアノとか、単発の映画とか)だと、一緒に楽しみ「続ける」ことが結構大変です。もちろん努力次第ではありますが、「動的なもの」は向こうからニュースをくれるから、興味の鮮度維持が本当に楽なのです。

会社に目を向ければ、特に仲も良くなかった他人である私たちが、それでも長い間一緒に時間を過ごせているのも、「ビジネス」という変わり続けるものが、常にニュースをくれるという面はあるのだと思います。良くも悪くもね。

つまり「変わり続けるエンターテインメント」は、長い期間に渡って興味を持ち続けるには最強な対象だったわけです。

『原神』が我が家の会話に圧倒的なバフを掛けてくれている(=めっちゃ増やしてくれている)のは、この「持続する共通言語」の条件がガッツリはまっているからだろうなぁと、最近しみじみ感じています。

みんなも『原神』やろうぜ!

そういう意味では、アイドル、ファッション、アニメ、ドラマだって「持続する共通言語」になるならば何でも良いのですが、ソーシャルゲームの「長期視点でのコミニュティ活性化の巧みさ」は様々な業界が学ぶべき点だと感じています。ホントに上手。

その中でも『原神』の変化は速すぎず、しかし遅すぎない。非常に上手な運営をしていると感じます。中の人は本当にスゴい。

世界中の人を虜にしているし、我が家もバッチリはまっているし、おかげで私も楽しくガッツリ乗っからせて頂いています。

家族皆で初めて一年弱が経ったことから、そろそろキャラも集まってきており、撮影会が最近のブームです。

君は鍵を落としたのか。俺は持っているが。

もちろんゲームの「攻略」自体も面白いのですが、こんな風に「なんとなく楽しめる」ことも、『原神』のとても大きな魅力だと思います。

娘のNo1推し、ナヒーダ様

そして、そこまでゲームが忙しくないから、ゲームをしながら近況なんかをぐだぐだ喋られるのも良いところです。テーブルを挟んでだとなんとなく喋りにくいことも、横で画面を見ながらなら喋られたりするわけで。

ふたりで行ったバーとかで、バーテンダーさんを見ながら横に座っていると、なんだか喋りすぎてしまうあの状態ですね。完全に妄想ですが。

え、でも『原神』はガチャゲーだからお高いのでしょうって…?

それはプレイスタイルによりまして、キャラの増え方がゆっくりなので、狙った「推し」を手に入れるぐらいですと全然無料で続けられるぐらいです。

一緒にいたい人と、一緒に時間を過ごすためのゲーム『原神』。試しに始めてみては如何でしょうか。

日々、是吉日だよね

ではでは。



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