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Perplexity AIと「とあるモノ」を組み合わせたら、永遠を手に入れてしまった

その昔Googleが出たての頃は、検索にハマりまくったしょこらです。

皆さま、今話題の検索AI『Perplexity AI(パープレキシティAI、以下パープレ君)』(リンク)を使っていらっしゃるでしょうか。ソフトバンクの孫さんも絶賛の次世代検索AIです。

知りたいことを打つだけ、説明不要の超シンプルUI

どんなものかと試してみたんですけれども、なるほどパープレ君がとても快適な検索性を持っているので、つい時間を忘れて遊んでしまいました。検索で遊んだのは結構久しぶりです。

全くの無料で使えますし、検索履歴が要らなければ登録すらも不要な潔さ。マネタイズなんかそっちのけで「とにかく皆使ってみて!」フェーズの面白さがあります。

「知ること」は私たちの根源的な喜びだと思うのですが、日々の忙しさにかまけて後回しにした挙げ句、回して回してもはやどこに片付けたのか分からなくなってしまうものでもあります。パープレ君は、その喜びを心の物置の奥から引っ張り出してくれました。

今回はそんなパープレ君と、そこから思い出した教えの話です。


Perplexity AIの何がすごいのか

では、パープレ君は何が素敵なのかというと、基本的には「パッとイケてる検索結果を出してくれる」点の一点突破です。

スッ…

何を言っているかというと、皆さんGoogle検索を使った時に、検索結果が多すぎて、どれを見れば良いのかわからないよー!という状態に陥ったことはないですか。私は最近そんなことばっかりです。

もうどれを見れば良いのよ…

Googleの登場からそろそろ30年。Google検索エンジンの研究が進み、対策がされまくったページが上に来ますので、本当に知りたいことに辿り着くまでにものすごい時間が掛かってしまうようになってしまいました…

そんな過程をすっ飛ばして、スッとイケてる「検索結果」を出してくれるところが、パープレ君の素晴らしいところです。

こういうのでいいんだよ、こういうので

そして、便利だなーと感じた点は、一番下に「追加の質問」が自動的にポップアップする点にあります。

自分で気になる点を聞くのも、もちろん可

押すと追加の回答が始まり、さらにその一番下には追加の質問が自動的にポップアップしますので、芋づる式に質問と回答が進みます

これは実際に使ってみると凄く快適で、パープレ君でないとこんなに調べないだろうと思うぐらい、ポチポチぽちぽちと聞いてしまいます。

もうまさにプチプチを潰すような感覚です。このプチプチ潰しを楽しんでいると、ついもっと「色々と検索したい!」という欲が沸いてきます

組み合わせて最強「とあるモノ」

しかし、私たちの日常から来る疑問なんてたかが知れています。そして検索が楽しいのに検索したいものがネタ切れになってしまうのです。ワォ。結構久しぶりの感覚。

もっと、もっとプチプチを…!

そこで「とあるモノ」の出番となります。パープレ君と組み合わせると、無限プチプチを作られてしまう「とあるモノ」とは…

そう…「ブルーバックスの目録」です!

画像にリンク張っておきました

ブルーバックスは1963年創刊の一般向け科学シリーズ。

ひたすらに興味を引く謎のワードが散りばめられたタイトル、初心者にも分かりやすい内容、新しい世界の扉と素敵なことこの上ないシリーズなのですが、とにかく日々の生活にほぼ直結しない。でも知りたい。

「うーん、なんか聞いたことがあるんだけれども、ほぼ内容は知らないなぁ…」が上手すぎる、好奇心を羽ペンでくすぐるような不思議ワードが羅列された本の数々

これって正にパープレ君の検索に向いていると思いませんか?

あぁ…知りたい!けど読む時間もない…!けど知りたい…!

このタイトルを見ながら、気になるワードをパープレ君で思いっきり検索。そして関連検索。止まらない無限ポチポチ。

「虚時間」ってなんなんよー!強すぎる厨二病ワード!!

解説がちょっと難しいと思ったら「10歳でもわかるように説明して」とお願いすると本当に簡単な説明にしてくれます。これはChatGPTと同じですね。

分かりやすいが、口調はそこまで柔らかくせんでも…

という感じで、時間が尽きるまで延々とポチポチポチポチできてしまうのです。

この瞬間 私は永遠を手にする

暇があればニュースをパープレ君でポチポチぽちぽち。気になることがあればポチポチぽちぽち。気になることがなくてもブルーバックス・ポチポチぽちぽち。そして時間が溶けていきます。

ちなみに、検索結果の表示を英語にすれば、英語の勉強にもなりますので、そこはChatGPTと同じようにリーディングの役にも立ててみてください。

思考の「火花」を探せ

こんなパープレ君ぽちぽちから、ふと世界有数の頭脳が集まる会社の社長だった恩師の話を思い出しました。

日本では300名ぐらいの極めて優秀な方々との対話ができる環境だったそうなのですが、そんな環境をもってしても恩師に定期的な閃きを与えてくれる人は2人しかいなかったそうなのです。

それは完全に相性のようなもので、恩師は笑いながら「自分に閃きをくれる人との関係は大事にしなさい」と仰っていました。

閃きをくれる人は、少ない

同じような話で、今や私たちの日常生活は無限とも言える情報の洪水で溢れています。ですが、その数多くの情報たちは私たちの閃きの着火剤となっているのでしょうか

正直、私は着火剤となるような情報にはあまり触れられていなかったなと、今回のパープレ君を使い倒した経験から反省しました。

もちろん確実な方法なんてありませんが、新しいことを知ることは新しい視点を得ることに繋がります。それは今まで眠っていた知識をも活かせるような、新しい発想のための着火剤、思考の火花になり得るのです

パープレ君がくれる思考の火花はとても刺激的で、生活に活かせるような新しい視点を思いつきそうな予感もしています。

火花って…いいよね

まぁ、そんな難しく考えなくても、知らないことを知る体験はとても楽しいものですので、ぜひぜひトライしてみてくださいませ。検索結果以上に気になる話題が出てきましたら、ブルーバックス本も買って調べてみるとより楽しいと思います。

このnoteが皆さまのお役に立ちましたら大変幸いです。他に良い使い方がありましたら、コメント欄で教えて下さいね。

ではでは。



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