見出し画像

YouTubeでゼンゼロの情報収集していたら、タイパMaxなGemini使いになっていた

 皆さんこんにちは。インターノットレベル上げに右往左往なしょこらです。

最近リリースされたゼンレスゾーンゼロ("ゼンゼロ")、皆さまやっていらっしゃいますでしょうか。私も娘が興味ありとのことで、参戦しています。これがむちゃくちゃ面白いんですよね。

もはやスマホゲームのレベルじゃない…

ゲームの内容は多くの人に語り尽くされていますので深入りせず。ただ、数年かけて創り上げたゲームの初めての目玉キャラに、サメしっぽの女子高生を持ってこられる会社って世の中にどれだけあるのでしょうか…

アートワークも攻めまくりでオシャレ

ちなみに私、ゼンゼロが初めてリリース当日から参加したゲームなんです。そして最新の攻略情報がほとんどYouTubeで更新されるこのご時世。誰も攻略サイトになんかまとめてくれなくて大分ワタワタしていました。まぁ文字に落とすのって時間掛かるし、どんどん情報が更新されるしね。

一方で、YouTubeは基本メディアとして「楽しむ」もので、あまり情報収集には向いていないと思うのです。タイパが悪い…を通り越して普通に全部なんて見られないのですよ

という激動の2週間を過ごしていたら、なんかAIを活用したYouTubeからの情報収集が上手くなってしまった、というのが今回のお話です。


YouTubeでの情報収集にはGemini一択

YouTubeの情報収集に、私も最初は倍速とか重要そうな部分までスキップなどをしていたのですが、あまりにもの膨大な動画の量に方針転換。誰を見れば・何を見れば良いのか分からない状況では、そんなレベルではない超効率が求められることに気づきました。

そして超効率と言えばAIの出番です。

ただ、結論から言うとYouTubeのまとめに関しては、使うべきAIはGemini(ジェミニ)一択でした。と言うのもChatGPTやPerplexity AIは、YouTubeをまとめる能力がない、または、弱すぎることが分かったのです。

以下は実際にやってみた一例なのですが、ChatGPTは無関係な動画のまとめを出して来ましたし、Perplexity AIはそもそも動画にアクセス出来なかったのです。ちなみに、逆の場合、ChatGPTがアクセス出来ない、Perplexity AIがめちゃくちゃなまとめのケースもありました。うん、これは使えないな。

タイトルの横の三点リーダーから、URLをコピーして各AIに貼り付ける
あんなに優秀だった君たちが…どうしちまったんだよ……

ということで、今のところYouTubeの情報をまとめたいと思ったらGeminiを使うしかない状況です。GeminiはGoolgeが作っているAIでして、アプリを入れることで誰でも無料で使うことができます。

ちょっと名前は違うこともあるけど、まぁ分かる

Pixelシリーズや最新のAndroidスマホですと、アプリに入れずとも内蔵されていることも。私はPixel派なので、横の物理ボタンを押すだけで呼び出せてとても便利です。

一方でGeminiは、少なくとも無料版ではそこまで「イイ感じ」にまとめてくれません。要約をお願いすると元の意味が失われるレベルにまで要約してしまい、ちょっと使い物になりませんでした。

そのため、お願いの仕方(プロンプト)は色々と試した結果、「詳細に報告して」とのシンプルなものに落ち着きました。要約しないでとか、箇条書きでまとめてとか色々とお願いしたのですが、実用的ではなかったです。

とは言え、やはり十数分の動画の内容を一瞬で把握出来るのは便利です。内容が気になったら見れば良いので、スクリーニングにもなりますしね。

ゼンゼロ主人公も寝る前にスマホ見まくります

YouTubeで気になる動画が多すぎるという方は、Geminiで事前に内容をチェックすると圧倒的なタイパを叩き出せるので試してみて下さいませ。

YouTubeが本領を発揮する領域

ちなみにですが、YouTubeが本領を発揮するのは、Geminiでまとめられるような「情報」ではなくて「動き」です

前にスプラトゥーンの動画を365時間見てきた時のnoteを書いたのですが、この365時間は本当に勉強になりました

これはテレビのニュースやお天気予報にも共通することで、情報を伝えるメディアとして動画の効率は決して高くありません。最近テレビを視るのってまどろっこしいと感じませんか。早く肝心なことを教えてくれって。つまり、そういうことです。

その例外のひとつが「動き」を伴う情報を伝える場合です。

上手い人のプレイを見るのが一番上手くなる

どんなに筆舌を尽くそうとも、百聞は一見にしかずとは正にこのことで、実際にやっているところを繰り返し見るのが最も「動作の習得」には有効です。動きを覚えるには、動画は本当に役に立ちます。

他方、まとまった情報を構造的に伝える点では、文字のメディアが圧倒的に優れています。全体像を掴みやすい上に、必要な部分も見つけやすく、細部との行き来もしやすいからです。

ですので、やはり情報源は使い分けで、今何を得ようとしているのかを考えて触れるメディアを決めるのが大切なのだと思います。漫然と動画に触れて情報収集しようとするのは、そもそもの構造的にタイパが悪すぎるのです。

上でGeminiにお願いしていたのは「動画で提供されている情報を文字に落として」というお願いでした。情報が欲しいなら文字に、動きを見たいなら動画に。それを意識するだけで随分と効率は変わるのではないでしょうか。

「お手本」を見られる強み

これは普段の生活にも当てはまって、なるべく優秀な人が集まる環境に身を置いた方が成長に繋がるのはこのためです。

というのも、毎日の生活がそのまま「お手本の見本市」になるので、「動き」として見本を見て学びまくれるのです。これはめちゃくちゃに大きい差になります。

コンサル会社での例ですが、皆がみんな「如何に問題を自分の土俵に引きずり込むか」を真剣に考えていました。

切れ味のある思考が出来る人は問題の構造化に特化していましたし、データを触るのが得意な人は効率的なデータベースの構築に時間を割き、人との付き合いが得意な人は多くの時間をクライアントとの対話に費やしていました。

このどれもが相対的な判断で、「このチームの中ではこの動きをすると価値を出しやすい」と考え抜かれたものでした。もし自分より分析に優れた人がいたら、どんなに分析に得意でも他の貢献方法を探すというような動きです。

これは実際に体験しないと理解が難しいもので、この体験が出来ただけでもそこにいた価値はあったのだと感じています。

飛び込まないと分からないことは多い

全てが完璧な「師匠」なんて普通は存在しないものですが、誰にでも「ここはスゴい」と思う所はあるものです。その「ここはスゴい」の集合体が「私の中の師匠」なのです。

どんな動画にも、この文章にも「良いところ」と「イマイチなところ」があるわけです。その中で「良いところ」を見つけて、自分に合わせて上手に頂いていくスキルこそがタイパ最強の爆速成長メソッドなのではないでしょうか。

誰が何と言おうと、猫又ちゃんと戦い抜く覚悟をキメたよ

YouTubeやGeminiの話から飛んでしまいましたが、皆さまのタイパ最強の情報収集の一助になりましたら大変幸いです。

AIの使い方について、こうしたら良いよ、などアドバイスありましたらぜひコント欄で教えて下さいませ。

ではでは。



最後まで読んで頂きまして、ありがとうございます!頂いたサポートは、noteを書きながら飲む缶コーヒーになっています。甘くて素敵な時間を頂きまして、とっても幸せです。