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不在の罪

長崎市への原子爆弾投下より77年が経ちました。子どものころ戦争体験した方々も90歳を越えてきています。

最近 また永井隆さんの『長崎の鐘』と『この子を残して』引っ張りだして再読し始めました。

ずいぶん前に長崎の如己堂に訪れた際、観光ガイドさんに、長崎県民は全員読んでいるとオススメされた2冊です。

これまで自分自身に伝えられてきた数々の戦争体験を次の世代に伝えていかないというのは、あったことが無いに等しく、平和を願う心も啓蒙しなければ、他者には無いも同然なのかと考えるようになりました。

戦争の倫理より知性が先行するためには、伝えるということはとても重要かもしれない。

縄文人は戦争をしなかった。

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『長崎の鐘』は放射線医師の永井先生が長崎で被爆した体験の記録です。

原爆炸裂直前から直後の風景、救護、療法などかなり詳細に記されています。

『この子を残して』は永井先生が余命宣告3年を受け、自身のこどもたちに残した父親の言葉(遺言書)を綴った本です。

つくりものでない本物の声がここに記録されています。

機会がごさいましたら
ぜひ手に取ってみてください。


今日は中学生のときに初めて戦争のことを考えさせられた1曲

Marvin Gayeさんの
What‘s Going Onです。

いつも読んでくださり
ありがとうございます٩(๑❛ᴗ❛๑)۶


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