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紅茶シリーズ その16 等級②
今回も紅茶の等級についてざっくり紹介します。
主な等級
・オーソドックス製法
OP(オレンジペコー)
茶葉のサイズが7〜11㎜ほどのもの。
捻りのかかった大型の茶葉で、葉肉は薄い。
FOP(フラワリーオレンジペコー)
OPの中でも芯芽を多く含んだもの。
BOP(ブロークンオレンジペコー)
茶葉のサイズが2〜4㎜ほどのもの。
OPを揉捻する際にカットしたもので市販品はこのタイプのものが多い。
BOPF(ブロークンオレンジペコーファニングス)
BOPよりも小さい、茶葉のサイズが1〜2㎜ほどのもの。
BOPよりも早く濃く香りや色が出やすい。
上級品のティーバッグやブレンドに使われることが多い。
D(ダスト)
オーソドックス製法の中で茶葉のサイズが最も細かい1㎜以下のもの。
味や香りも強く、抽出時間も早いので良質なものは高値で取引される。
ダストは細かいという意味で、ほこり、クズ、塵という意味ではない。
・CTC製法
CTC
CTC機で作られたものを指す。
細かい粒状で、ティーバッグに使われる。
一般的に粒の大きいものほど高級とされており、小さいものは空気に触れる面積が増え、酸化が進みやすく味が抜けやすい。
CTCは製法名を表しており、CTC BOPやCTC OFのように製法名の後にサイズに応じてグレード名が付けられます。
等級を表す略号のFはどの位置に付くかによって区別されます。
FOPやFBOPのように最初に付く場合は「フラワリー」を意味し、BOPFのように最後に付く場合は「ファニングス」を意味します。
この他にも、TGFOP(ティッピー・ゴールデン・フラワリー・オレンジ・ペコー)や、FTGFOP1(ファイネスト・ティッピー・ゴールデン・オレンジ・ペコー1)など様々な等級があります。
等級がわかればどんな茶葉かもわかるので便利かもしれません。
以上、等級②でした!
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