見出し画像

紅茶シリーズ その21 飲まれ方②

今回も紅茶の飲まれ方について紹介します。


世界中で飲まれている紅茶ですがその飲まれ方は様々です。
国や地域によって定番の飲み方があるのでいくつか紹介していきます。


ロシア
ジャムを舐めながら紅茶を飲みます。
紅茶にジャムを混ぜると紅茶の温度が下がってしまうことを避けた結果、この飲み方が生まれたそうです。
日本ではロシアンティーとも呼ばれています。


インド
日本では「チャイ」と呼ばれることが多い、煮出しミルクティーにして飲みます。
地域よって違いがあり、砂糖とミルクを加えただけのものや、生姜やスパイスを加えたものなど様々です。
「チャイ」はお茶を意味する言葉でミルクティーだけを指す言葉ではないです。


スリランカ
キリティーと呼ばれる地域独特のミルクティーがあります。
専用のカップを使って高いところから何度も勢いよく紅茶を移し替えながら作られる甘いミルクティーです。
キリはミルクを意味しており、粉ミルクが使われることが多いそうです。


香港
・香港式ミルクティー
香港でミルクティー を飲んだ際、独特のおいしさに驚く人が多いそうです。普通のミルクティーとは違い、牛乳の代わりにエバミルク(無糖練乳)を使ったミルクティーです。
紅茶の習慣が持ち込まれた当時、新鮮な牛乳を入手することが難しかったことからこの飲み方が誕生したそうです。

・鴛鴦茶(えんおうちゃ)
日本では「コーヒー紅茶」とも呼ばれており、名前の通りコーヒーと紅茶を混ぜ合わせたもので、香港では砂糖と無糖練乳を加えたものが一般的です。苦くて飲み慣れないコーヒーを紅茶で割利、砂糖と無糖練乳を加えたところ、苦味も気にならなくなり美味しく飲めたんだそうです。
鴛鴦(おしどり)のようにコーヒーと紅茶の組み合わせが素晴らしかったことからこの名前がついたそうです。


以上、紅茶の飲まれ方②でした!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?