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京都東福寺・通天橋からの紅葉と極楽浄土

臨済宗東福寺派の大本山「東福寺」は、京都の紅葉名所としても知られています。

東福寺は、鎌倉時代前期に摂政九條道家が,奈良の最大の寺院「東大寺」と,最も盛大を極めた「興福寺」からそれぞれ,「東」と「福」の字を取り,京都最大の大伽藍を造営したのが始まりです。

境内を東西に横切るように「洗玉澗(せんぎょくかん)」という渓谷があり、その上に架かるのが、臥雲橋(がうんきょう)通天橋(つうてんきょう)偃月橋(えんげつきょう)という3つの橋です。

まずは入口で拝観料を払って「通天橋」へ。

上に見えるのが通天橋です
こちらが通天橋
橋からの眺め

それから、国指定名勝「東福寺本坊庭園」へ。作庭家・重森三玲(しげもり みれい)の手によるお庭で、方丈をぐるりと囲むように4つあります。

苔を配した市松模様の庭が人気だそうです。

お庭から通天橋を見ることができます。

そして、境内の最も南にある国宝「三門」が特別公開されていました。現在の門は1405年頃に再建されたもので、禅寺の三門としては日本最古にして最大だそうです。5つの柱と3つの入り口がある「五間三戸(ごけんさんこ)」という造りで、二階建ての構造です。

その2階は極楽浄土といわれていて、宝冠釈迦如来(ほうかん しゃかにょらい)などの仏像群が並んでいて、天井や梁には画家・明兆(みんちょう)の手による極彩画が描かれています。

真っ盛りの紅葉が見れて、極楽浄土にまで行けて、かなりの満足度でした。

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