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【京都レトロ喫茶めぐり11】自家焙煎豆とサイフォンで最高のコーヒーを@はなふさ珈琲店イースト店

『はなふさ』は、1955年(昭和30年)に現在の店主・山本一夫氏の父が裏寺町で開業。京都で初めてサイフォンを採用した店として賑わったそうです。

山本氏は、28歳のとき、金閣寺のそばで『山本屋コーヒー店』として独立。のちに東天王町にも出店。2001年に元祖『はなふさ』が閉店したのち、『はなふさ』を名乗るようになる。ふたつの店舗はそれぞれ『ノース店』『イースト店』として今にいたる。

岡崎神社の近くで、丸太町通り沿い。マンションの1階にあります。

全席喫煙可。駐車場あり。20歳未満はお断り。「学生諸君の勉強お断り」との張り紙も…

ファミレスのような、広々とした店内です。テーブルの上にはライターと灰皿。

カウンターには、きちんと並んだサイフォンが!

蝶ネクタイにシャツというスタイルで、無駄のない動作で自家焙煎豆とサイフォンでコーヒーを淹れてくださいます。沸いたコーヒーをフラスコに戻して、再び沸かす「ツバメ返し」という手法を使うと、濃厚なコーヒーになるのだそうです。

ブレンドの定番は3種。やや苦みの「サントス」、軽い酸味とコクと香りの「モカ」、酸味の「コロンビア」。豆は60kgの麻袋で仕入れて、週1回自宅の隣で焙煎されているのだそうです。

サントスブレンドをいただきました。

ケーキやトースト類もあります。トーストは薄切りと厚切りが。私は厚切りのシナモントーストをいただきました。

なんだか懐かしいかんじです。

常連さんに愛されているお店なのでしょうね。車で来て、さっとコーヒーを飲んでリフレッシュするような。深夜まで営業しているのもすごいです。

はなふさ珈琲店 イースト店
京都市左京区岡崎東天王町43‐5レジデンス岡崎1階
電話:075-751-9610
営業時間:8:00~翌2:00
定休日:無休
アクセス:市バス「東天王町」より徒歩1分



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