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サッカーだけじゃない!強力なパワーをいただける『白峯神宮』

京都市上京区にある『白峯神宮(しらみねじんぐう)』
スポーツの守護神・武道上達の神・上昇氣運の神として、信仰を集めています。

御祭神は
第75代 崇徳天皇(すとくてんのう、1119年 - 1164年)
第47代 淳仁天皇(じゅんにんてんのう、733年 - 765年)

日本三大怨霊の一人とされる崇徳天皇と、不遇の死を遂げた淳仁天皇を祀っているとは、なかなかパワフルなかんじです。

崇徳天皇
源平の時代の第75代天皇。保元の乱(1156年)に敗れて讃岐国に島流しに。血書をもって京都への御還幸を願われたが、聞き入れられず、”憤怒の御姿のまま” 1164年に46歳で崩御されました。

崇徳天皇は、讃岐の国に配流されてその地で崩御され、その地の白峰山陵に奉葬されました。幕末の動乱期、ときの孝明天皇は異郷に祀られている崇徳上皇の霊を慰めるため、その神霊を京都に移すよう幕府に命じます。

その後、明治天皇が御遺志を継承し、慶応4年(明治元年)に和歌・蹴鞠の公卿宗家「飛鳥井家」の邸宅地跡に社殿を造られ、奉迎鎮座されました。

続いて明治6年に第47代淳仁天皇の御神霊を、淡路島南端の御陵からお遷して、合わせて祀られています。

白峯神宮は、蹴鞠道のお公家、飛鳥井氏の土地に建立されたことから、サッカーをはじめとするスポーツの守護神として、信仰を集めています。「まり」の守護神である「精大明神(せいだいみょうじん)」は、飛鳥井家の守護神でもありました。

また蹴鞠は、まりが落ちないことから、学力を落とさない、試験に落ちないなど縁起が良いとされています。

蹴鞠保存会100周年記念の「蹴鞠碑」
境内には、「鞠庭」というけまりをする場所もあります。
サムライブルーの選手もおまいりされたようです。
全国唯一の「闘魂守」もなどもあります!

手水舎の「飛鳥井」は、清少納言が『枕草子』168段に
『井は、ほりかねの井。走り井は逢坂なるがをかしき。山の井、さしも浅きためしになりはじめけむ。飛鳥井「みもひも寒し」とほめたるこそをかしけれ。玉の井、少将ノ井、櫻井、后町の井。千貫の井。』
と九つの名水の中にあげてほめ讃えています。

境内社

■地主社(じしゅしゃ)
精大明神を祀っています。あらゆるスポーツの神様です。

■潜龍社(せんりゅうしゃ)
御祭神:潜龍大神
染・醸造守護

■伴緒社(とものおしゃ)
御祭神:源為義公、鎮西八郎為朝公親子(共に弓の名手)

以前、タクシーでこちらに行きましたら、運転手さんに「お子さんがサッカーやってるの?」と聞かれました。現地ではサッカーの神様として知られているのですね。

球技だけでなく、あらゆる仕事で勝ちたい方、成功したい方におすすめですので、パワーをいただきたい方は、ぜひお参りしてみてくださいね。

白峯神宮
京都市上京区今出川通堀川東入飛鳥井町261
JR京都駅から市バス9系統で「堀川今出川」下車徒歩1分

喫茶ゾウ

京都御所の西に2019年4月にオープンしたレトロ喫茶。愛知県西尾市にあるお味噌屋さん今井醸造が展開するお店「ぞうめし屋」の3店舗目です。

ゾウのクッキーがのったカラフルなクリームソーダをぜひ!

*崇徳天皇は安井金比羅宮でも祀られています。


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