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京都八瀬の九頭竜弁財天をまつる不思議な「九頭竜大社」

京都紅葉旅、最終日は知る人ぞ知る「九頭竜大社」に行きました。

九頭竜大社は昭和29年11月24日、開祖・大西正治朗により京都・八瀬の地に発祥いたした新しい神社です。

御祭神・九頭竜弁財天大神様が夢枕に立たれ、

「汝の身を社にする。千人万人無限に人を救う。奇蹟を以て速座に守護を與える。神は人を救って神界に上る。」

とのご神託をお授けになり、奇蹟の御発祥をされました。

御発祥当初より九頭竜弁財天大神様の奇蹟の力が発揚され、数多くの方々が大神様よりのお蔭をいただかれる霊験あらたかな社だそうです。

主祭神 九頭竜弁財天大神 一柱
奇蹟を以て守護をあたえる神・無限に人を救う神。諸竜神の中でも別格の存在である「九頭竜」のとてつもなく大きなお力を持たれた弁財天様です。奇縁でもって人をお引きになり、心の底からの願いを叶えてくださいます。目に見えぬあざ、心のあざ、諸々の障りごとを取り除かれます。人生を幸いにお導きくださる慈悲の女神様です。

九頭龍大社公式サイトより

九頭竜大社は、9回まわるお千度で有名です。

また参拝方法は独特で、2礼4拍手した後に「南無九頭竜弁財天大神様(なむくずりゅうべんざいてんおおがみさま)」と3回、「おんそらそあていえいそわか」と7回唱え、お願い事をしてから4拍手2礼します。

そのあと本殿を9回時計回りに巡拝して一礼する「お千度」を行います。

9回まわるお千度における一礼箇所
1)ご本殿正面 石段下
2)九頭竜絵
3)蛇石
4)初代御神木
5)現在の御神木
6)御発祥の石碑
7)旧本殿跡
8)ご本殿の真裏

⚫︎参拝方法

①手水舎で手を清める

手水舎

②社務所でローソク(1本を300円)と線香をお受けする

社務所

③ローソクに巻かれている白い紙に名前、数え年、お願い事を書く

④マッチを借りて外に出て、ローソク台にローソクを置いて、火をつける

⑤線香を線香台にお供えする

⑥ご本殿正面でお参り

ご本殿

⑦本殿右手のお千度棒納所で、竹のお千度棒を9本取る

⑧本殿を時計回りに9回まわる(お千度)

1)ご本殿正面 石段下にて一礼

2)九頭竜絵に一礼

3)蛇石に一礼

4)初代御神木に一礼

5)現在の御神木に一礼

6)御発祥の石碑に一礼

7)旧本殿跡に一礼

8)ご本殿の真裏にて一礼

⑨1周したらお千度棒を1本お千度棒納所に返す

⑩全て返したら、本殿でお参り(⑥と同じ手順)

⑪おみくじを引く

日本電産株式会社の社長がご参拝して、経営の窮状を乗り越えたということで有名になったようです。芸能人の参拝や新聞・雑誌などにも取り上げられています。

アクセスは、京都駅からはバスで1時間位。京都バス「八瀬・大原」行きに乗って「九頭竜弁天前」で降り徒歩1分です。私たちは三条京阪からバスに乗ったので、30分ちょっとで着きました。

なかなか不思議な神社ですが、この日も朝から熱心な参拝の方がいらっしゃいました。社務所受付時間は9時から午後5時となっていますが、8:30くらいには開けてくださいました。

御祭神の九頭竜弁財天とは、九頭竜の力を持った弁天様ということで、この神社独特で、箱根の九頭龍神社などとは関係ないようです。

私は友人から教えてもらって行ったのですが、その友人は毎年欠かさず参っていて、かなりのご利益があったとのことです。

楽しみです!!


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