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2022年効果があった開運アクション・ベスト10

還暦イヤーだった2022年。いろいろなところに旅しましたが、ベスト10を選んでみました。

第1位 伊勢神宮還暦参り

伊勢神宮の崇敬会では毎年3月に、その年に還暦を迎える人およびその家族を対象に、「還暦まいり」という一泊2食のプランを実施しています。

還暦って、干支をひと回して、次の60年が始まるお祝いなのです。なので、初日の夕食は、伊勢豪華食材をいただくスペシャルディナー。伊勢海老・松坂牛・鮑・フグ・そしてフカヒレまで!

翌日は、外宮で御垣内参拝。内宮に移動して、御垣内参拝と御神楽奉納。神宮会館に戻って、解散式。というスケジュールです。

コンパクトに外宮&内宮の御垣内参拝ができて、ありがたいツアーでした。

第2位 信貴山での毘沙門潅頂

奈良県生駒郡にある「信貴山朝護孫子寺」は、毘沙門天王信仰の総本山です。というのも、西暦582年寅の年、寅の月、寅の刻に、日本ではじめて毘沙門天王が聖徳太子の眼前へ降臨したと伝えられているのです。

そこで信貴山では、12年に一度訪れる、寅の年、寅の月、寅の刻が重なる時を「三寅の福」と呼び、聖徳太子が祀った奥秘仏本尊の開帳や、毘沙門潅頂を始めとした全山挙げての法要が執り行われています。「毘沙門灌頂」は本来2月に行われていたのですが、昨年はコロナの影響で10月に延期されました。

「毘沙門灌頂」とは、特別に荘厳された本堂内で、本尊さまの知恵を象徴する香水を大阿闍梨様から頭上に灌がれ、秘密印明を授かり、本尊さまの御子にして頂く、12年に1度、寅年の時しか厳修されない最高の法義です。

入壇者には毘沙門天王の御子であることを証明する印信・記念の宝塔・記章をお授けいただきます。信貴山朝護孫子寺には、現在は本堂と塔頭3院がありますが、私達はそのうちの「千手院」さんに申し込みました。

灌頂は10時から本堂で行いますが、9時に千手院に集合し、受付をして、護摩焚きをしていただきました。それから整列して本堂へ。お堂で阿闍梨様のお話を聞き、6人くらいのグループで順番に目隠しをして入壇。毘沙門曼陀羅に花を捧げて毘沙門天とのご縁を結びます。それから目隠しをとって、大阿闍梨さまから香水を注いでいただき、印と御真言を授かり、最後に宝冠を被らせていただいて鏡で見せていただきました。

還暦が60年に一度なら、こちらは12年に一度。かなり貴重な体験でした。

第3位 高野山お授戒

高野山大師教会・授戒堂で行われている「お授戒」に参加しました。授戒とは仏さまの示された戒めの教え(戒)を阿闍梨さまから直接授かり、法話を頂く儀式です。ここで授かる十箇条の戒めを「菩薩十善戒」と呼びます。

高野山大師教会では、毎日阿闍梨さまによって「菩薩十善戒」のお授けは、毎日されていて、誰でも参加することができます。授戒体験後には、弘法大師さまの教えを受けた証として「菩薩戒牒のお守り」を授かることができます。

これもまた初めての体験で、仏教に興味を持つきっかけとなりました。

第4位 佐助稲荷神社(鎌倉)

2022年の大河ドラマで注目を浴びた鎌倉。

「佐助稲荷」は、初代鎌倉幕府将軍・源頼朝(佐殿)の夢枕に立って平家挙兵を促したという「かくれ里の稲荷」と名乗る翁を祀っています。夢でお告げをして、佐殿を助けた神ということで、「佐助稲荷」といわれているそうです。頼朝が征夷大将軍までのぼりつめたことから、別名「出世稲荷」と呼ばれています。建久年間(建久1190~1199)、頼朝が畠山重忠に命じて「かくれ里の祠」を探し当て、稲荷神社を再建させたと伝えられているそうです。永く鶴岡八幡宮の境外末社でしたが、明治42年(1909年)に独立した社となりました。

佐助稲荷のお参りの仕方は、最初にご挨拶に行ってお願い事をして、叶ったら次にお参りする時に陶器の白狐の小を納めます。
→また願いごとをして、叶ったら次は中
→その次は大
→幟
→最終的には鳥居
というお願いの仕方をするのだそうです。
というわけで、佐助稲荷には白い陶器の狐がいたるところに祀られています。

葛原岡神社は、後醍醐天皇の忠臣として鎌倉幕府倒幕に活躍した日野俊基(ひのとしもと)をお祀りする神社。現在は、縁結びの神社としてアピールしていて、鎌倉山ハイキングコースの拠点にもなっています。

葛原岡神社のお参りの順序としては、入口の鳥居脇の「魔去る石」に”かわらけ”を投げて悪を断ち、「縁結び石」で良縁を願い、御本殿の「昇運の神龍」に願いを届けてもらうとよいのだそうです。

源氏山の葛原岡神社あたりには、2021年からご縁があり、「実は佐助稲荷がすごいらしい」と聞いて、22年4月に初めて行き、11月にはお礼参りに行きました。大河ドラマのおかげで、すっかり鎌倉時代に詳しくなり、登場人物がかなり身近に感じられます。

第5位 車折神社(京都)

嵐山の開運神社・車折神社(くるまざきじんじゃ)には2021年に初めて行きました。なんといっても目立つのは「芸能神社」。ジャニーズはじめ、そうそうたる芸能人が朱の玉垣(たまがき)を奉納されています。タワーレコード コラボの『推し活お守り』とか、キットカットとのコラボ商品(ちょうど売り切れでしたが)など、女子受けしそうなものもいろいろと。

こちらで特筆すべきは、あらゆる願い事を叶えてくれる「祈念神石(きねんしんせき)」のお守りやお札。本殿で願いを込めて祈り、後日願い事が叶ったら、自宅や海・川・山などで石を拾って本殿前に納めるというシステムです。私は2021年に授かりましたので、22年にはお礼参りをいたしました。

第6位 火局三合参り

「三合参り」とは祐気取りの一つで、4年かけて12の方位のパワーをいただくというもの。十二支は、「木」「金」「火」「水」の4つのグループに分けられます。
「木」→卯、未、亥「木局三合」
「金」→酉、丑、巳「金局三合」
「火」→午、戌、寅「火局三合」
「水」→子、辰、申「水局三合」

今年は寅年ですので、寅・午・戌の方位を活用します。お参りの順番は、午(南)→戌(西北西)→寅(東北東)となります。お参りの日は、寅(2月)・午(6月)・戌(10月)の月の寅・午・戌の日です。

2月18日(南)
寅の年、寅の月、寅の日、と3つのトラが揃った日に、寅にご縁のある毘沙門天へ。伊豆大島の潮音寺(毘沙門天)、海中寺(大黒天)、福聚寺(弁財天)を回りました。

6月30日(西北西)
石和温泉の松本山・大蔵経寺へ。御本尊は不動明王ですが、武田信玄の守護仏の勝軍地蔵尊や、徳川家康の念持仏である三面大黒天がありします。護摩供養をしていただき、罪穢れを祓い、さらに一人づつ気を入れていただきました。

10月20日(東北東)
「成田のお不動様」で親しまれる成田山新勝寺へ。真言宗智山派の大本山で、国指定の重要文化財や数多くの堂塔伽藍があります。ご本尊は弘法大師空海が彫ったと言われる不動明王。護摩祈祷も受けてきました。

第7位 賢見神社(徳島)

徳島県三好市にある賢見神社。「けんみ」と読みます。ほぼ四国の真ん中にあり、海抜400mの大渡峯に位置しています。ご祭神は、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と応神天皇(おうじんてんのう)。奥社や境内山中には、大天狗、山の神、水の神、荒神、不動尊他多くの神々を祀っています。

創建は仁賢天皇の三庚馬年(5世紀末)との記録があるようですが、定かではないとパンフレットに書いてあります。また、四国では犬神憑きという動物霊による憑依や呪いの伝承があって、犬神憑きを払い落としてくれる日本随一の神社といわれています。

マスコミにもしばしば登場していて、知る人ぞ知る神社のよう。全国から年間約2万人が参拝に訪れ、その内の7〜8割が祈祷を申し出るそうです。なので、私たちもご祈祷をお願いしました。代々伝わるという祝詞は独特の発声法で読まれ、なんだか宇宙語のよう。鈴がついた金弊を直接頭から肩のあたりに振って、何かを払ってくれます。

淡路島のお友達が連れて行ってくれたのですが、なんだかすごいところでした。修験道の方や霊能力者も来られて、ご祈祷中にトランス状態になられたり、毎月泣きにくるという方もいらっしゃるそうです。

第8位 恵方参り

恵方とは、「歳徳神(としとくじん)」という神様がいる方位で、自分が住んでいる場所からその方角の神社仏閣にお参りすることで、良い運氣を呼び込むのが「恵方参り」です。旧暦の1月1日に参拝するという説と、立春に参拝するという説があります。 またこの日の他に、立春・春分・夏至・秋分・冬至や日盤切替の日、毎月の節変わりに行くことを進めている方もいらっしゃいます。

2022年の恵方は北北西でしたが、調べてみたらちょうど良い神社が見つからず、立春には地元の鎮守神社でお茶を濁していました。

そんなとき、お知り合いの方が、恵方参りで行くべき神社仏閣を調べでくれるサービスをされていたので、お願いしました。恵方参りはお寺や教会でもいいんですね。ということで、真宗大谷派の寺院である赤坂の道教寺さんへ行ってきました。

第9位 吉方取り@加仁湯温泉

「吉方取り」には、九星気学と奇門遁甲の方式があります。九星気学だと、方位は人によって違いますが、奇門遁甲ならみんな一緒なので、友達と旅行したい時には便利です。

11月1日は奇門遁甲の吉方で、大安&一粒万倍日でしたので、北の運気をとりにいきました。みんなの北を合わせたら、日光鬼怒川の先、奥鬼怒温泉の「加仁湯(かにゆ)温泉」に落ち着きました。鬼怒川温泉駅から車で1時間半。そこから送迎バスで30分というところにあります。加仁湯温泉は、もとは山小屋だったそうで、5つの源泉があり、温泉は混浴もあって、なかなかワイルドでした。

温泉パワーをいただいて、ジャストタイミングの紅葉の黄金パワーをいただいて、ロープウェイやSLにも乗って、ノープランだったのにかなり充実した旅になりました。

第10位 大岩山毘沙門天出開帳

次の機会は数百年後!と聞き、予定を調整してギリギリのタイミングで、栃木県足利まで行ってきました。大岩山多聞院最勝寺は、天平十七年(745年)、行基菩薩により開山された歴史ある寺院です。関東最古で日本三大毘沙門天と言われる大岩山毘沙門天は、令和3年の山林火災の際、緊急避難に伴って損傷してしまったため、御厨子を出て、260年で初めて出開帳していらっしゃいました。(2022年6月4日まで)

”出開帳”というのは、普段は秘仏となっているお仏像を公開することを一般に”御開帳”といいますが、普段お祀りされている場所を出て御開帳することをいいます。5月1日からは横と後ろの幕が上がって、360度全部御本尊様を拝めるという大サービス。

今回お姿を拝観できたのは、毘沙門天と吉祥天・善膩師童子(ぜんにしどうじ)。それぞれ、毘沙門天のお妃様と息子さん、そして裏仏の氷掲羅天童子や絵馬など。毘沙門天様は、細かい木目まで間近でしっかりと見ることができました。

ちなみに毘沙門天は、北方を守護する四天王の一天で、財宝・福徳の神。七福神の一神でもあります。四天王の1人として数えられるときは「多聞天(たもんてん)」と呼ばれます。

寅年の2022年、毘沙門天様には大変お世話になりました。

番外編 タダシ美容室

神社仏閣ではないのですが。やはり”開運スポット”といったら、ここをお薦めせずにはいられない。人生を変える美容室です。


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