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ちょっくら鎌倉 #1 小町通りと御成通り

**はじめまして**

はじめまして。
鎌倉市在住ではないですが、なぜか鎌倉に縁があり、鎌倉好きな大人女子です。(昔はなかった ”大人女子”という言葉。何歳でも許されそうで、懐が深い感じで気に入ってます。)
時折、気が向いたときに鎌倉に出かけ、散策したり、食べ歩きしたりしています。

仕事、会社を辞めて突如起業してしまった夫との二人三脚、子どもの成長、年老いた親のこと・・・。大人女子には生きていくのにつきまとう悩みもたくさん。不安だらけです。やりたいのことの半分も終わらずに一日が過ぎてしまうような日々ですが、その発散を鎌倉散歩の中に見いだし、鎌倉に関すること、鎌倉を歩いて気がついたことなどを気の向くままに綴っていけたらと思っています。そしてときどき寄り道気分で日々の生活の中で思うことなども書いて発散できたらよいなと。

構えて書こうとするとたぶん筆がとまるので、ゆっくりと。自分の記録として綴っていきたいと思っています。もしそんなペースでもお付き合いくださったらうれしいです。

では少し鎌倉の話題を。
今回は小町通りと御成通りについて。


**誰をも受け入れる小町通りの賑わい**

鎌倉の玄関口、JR鎌倉駅。この駅には東口と西口があって、一般的に東口は鶴ヶ岡八幡宮がある表駅、西口は大仏や銭洗弁財天方面に近い側で裏駅と呼ばれているようである。

この東口駅前にはバスターミナルがあって、いつも人で賑わっている。駅を背にして左手側奥に赤い鳥居が見えるが、これが小町通りの入り口。鎌倉のお土産物や食事場所と言えば小町通りと、本当に有名な通りである。

小町通りの入り口ゲート


バスターミナルから出て大通りに出ると、これが鶴ヶ岡八幡宮の参道でもある若宮大路という大通りだが、小町通りはこの若宮大路と並行に走っている道で、この季節は平日でも遠足や修学旅行生達であふれているし、休日は普通の速度では歩けないくらいほど混雑する。メインの通りもそうだが、脇道に入っても沢山の魅力的なお店や食事処が並び、そしていつもどこかしらのお店に行列ができている。

ところでこの小町通りのゲートは鳥居の様子をしているが、神社の鳥居ではなく、たぶんシンボル的に商店街のゲートを鳥居風にしているのだろう。八幡宮の鳥居は若宮大路に沿って、海側から一の鳥居、鎌倉駅の直ぐそばに二の鳥居、そして八幡宮前に三の鳥居がある。真偽は調べたことがないので分からないのだが。

**御成通りの大人の落ち着き**

さて、駅の西口側といえば、東口よりずっと落ち着いた印象。もちろん観光シーズンには沢山の人出で賑わいますが小町通りほどではない。海縁の国道134号線沿いや町中、家の軒下を走る江ノ電という電車が鎌倉と藤沢をつないでいる。江ノ電は鎌倉駅の西口に改札があり、5月の連休などは江ノ電に乗るためにターミナルを一周するほどの人が並ぶのだ。まるでどこかの遊園地のアトラクションのように「ここから30分待ち」などのプラカードを掲げている駅員さんの姿が見られる。

こちらは駅を背にして左側に向かう道が、御成通り(おなりどおり)である。こちらもお洒落なレストランやカフェ、チョコレート専門店やラーメン店、洋品店や靴屋さんなどが軒を連ねているが、ただ、土産物屋さんは少ないように感じる。それが観光地の中心にあるにもかかわらず、なんとなく地元の大人の通りの印象を与えているのであろう。

今は御成通りのゲートはないのだが、実はかつては素敵なゲートが入り口を飾っていた。

かつての御成通りのゲート 

2019年9月8日に湘南地区を襲った大型台風15号により、このゲートが倒壊する。ちょうど3年前のことである。

「最強台風」大きな爪あと
台風の接近を受けて市は、8日午後4時に災害対策本部を設置。(中略)
 一夜明けた9日朝には、被害が次々と明らかになった。
 鎌倉駅西口そばでは、御成通り入り口のアーケードや街路灯が倒壊。・・・

出典:タウンニュース鎌倉版2019年9月13日号
倒壊した御成通りのゲート(タウンニュース鎌倉版2019年9月13日号より引用)

朝のニュースで倒壊したゲートを見たときはかなりのショック。レトロで素敵なゲートだったのに。その後ゲートの残骸は撤去され、なぜか門の片一方の柱だけが残っている。再建はされないのだろうか。。

御成通り入り口ゲートの名残

さて、私はどちらかというと個人的には御成通りの方が好きである。小町通りはあまりにも賑やかすぎるから。
そのうち御成通にある素敵なお店を紹介記事でも書けたらと思っている。

では、今日はここまでで。


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