お母さんて、いつもこんなことしてるんだ。

大学での一人暮らしを終えて、
社会人での一人暮らしを始めた娘。

帰省したのは２日だけで、
ほとんど立ち寄っただけ。

いつものことではあるけど、

何食べたいかな？
何作ろうかな？

考えるのはそればかり。

うちでの食事以外でも、私はどうやら
食べ物の話ばかりしているらしく、

お腹いっぱいだから、
今は食べ物の話しないで〜

と、何度も言われてしまった。

そう言われるまで、
自分がそんなに食べ物の話をしているとは
全然気が付いていなかった。

しまいには、

ホントにいつも食べ物のこと考えてるんだね

と、笑われた。

娘の好きなクッキーも、
何種類か作り、いつものように
袋に小分けして、シーラーで密閉。

その作業をお願いしたら、
上手く出来ない、と言いつつ黙々と袋詰め
してくれた。

娘のその背中は、

「お母さん、いつもこんな事してるんだ〜」

と、言っているようだった。

感謝か、感心か、感嘆か。

本日、娘の引越し先に同行して、
無事に1日目を迎えた。

行くつもりは無かったのだけど、
退去時にトラブルになり、
誰かが居るだけで、
トラブルにならずに済む事もあると。

鍵渡しと掃除が終わり、
荷物が届くまで空いた時間に、
すぐ近くのカフェで昼ごはんをとった。

そこの鉄板焼きフレンチトーストが、
まぁ、感動的に美味しくて！

(写真撮り忘れた)

そこでも私は、どうやったら
同じように作れるか模索してしまう。

お母さんて、
いつもこんなことしてるんだ。

また、娘がそんな目で私を見ている。

私がいつもしてる、考えてる、
あんなこと、こんなこと、
娘に充分伝わった２日間でした。

夕方には娘の家を後にし、
家に帰って考えているのは、
やっぱり

明日何作ろうかなぁ