夏が来た匂い
季節の変わり目を匂いで感じる。
冬の始まりは、
久しぶりに稼働した暖房器具の匂い。
石油ストーブの匂いとか、
ガスファンヒーターの温風の匂い
夏の始まりを感じる匂いは、
カブトムシ、クワガタが来る木の匂い。
そう、虫自体ではなくて、木。
これ、分かる人いるのかな?
この匂いは、
クヌギの幹から染み出した樹液が
発酵したものらしい。
(いま、調べた)
6月終わり。
雨上がりの蒸し暑い日、犬の散歩中。
ふわっと、でも確かに、
カブトムシのいる木の匂いが漂って来た。
あー。
夏が来たな。
って。
子どもの頃、
その木が、何の木か、
なぜその匂いがするかなんて、
理屈は当然知らない。
でも、この匂いは
私の記憶に間違いなく存在してるし、
瞬時に
"あの匂いだ!"
と分かる。
頑張って忘れないように覚えておこうとか
そういう意識とは関係ないところで
無意識に記憶している。
嗅覚ってすごいよね。
今朝、見つけたカブトムシ。
カブトムシを見つけて
ちょっと嬉しい50歳女…
道路を歩いてたから、危なっかしくて
ツノを掴んで隅っこに移動。
まだ、カブトムシに触れたっ
嗅覚には、独自の記憶システムが
あるようですよ。
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