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エビの値段を考える。

有頭バナメイエビ
まぁまぁ大ぶりのが8尾で¥250

安いっ!

有頭エビで、迷わず作るのは

トムヤムクン

パクチーも山盛り

頭と殻からダシを取るから、
ただ捨てるだけじゃないと思うと
いい気分でいられる。


無頭エビも、一昔前に比べたら
とても手に取る機会が増えた。

お手頃価格だからと言っても、
下ごしらえはちゃんとする。

安く買えた時こそ、ちゃんと下ごしらえ。

"お値段以上"

を目指す。

殻は尻尾まで全て剥いて
塩で揉んで、
片栗粉も入れて揉んで
綺麗に洗い流す。

水気をしっかり切って、
塩と酒を入れたフライパンにエビを入れ
蓋をして蒸す。
赤くなったら出来上がり

ここまでやっておくと、
サラダに入れたり、サンドイッチにしたり
アボガドと和えたり、
ソースだけ作ってカクテルシュリンプにも。

ぷりぷりっ


物価が高いことについて、
あれこれ言う事は多いけど、
安いことについて、考えることある?

あまりに安い食材に出会うと、
普通は嬉しいのだろうけど、
私は、不安になる。

どこかの誰かが泣いているかも知れない。
と、思ってしまう。


安い賃金で働く人がいるんじゃないか?
買い叩いている人がいるんじゃないか?
危険な目にあっている人がいるんじゃないか?
もしくは…
自分のカラダが悲鳴をあげているかも?

値段には必ず理由がある。


うろ覚えではあるけど、
何十年か前に、

東南アジアで、
"日本向けのエビの養殖が儲かる"

と、米農家が、エビの養殖転向が相次ぎ、
自国の米が足りなくなる事態に。

みたいなニュースをみた記憶があり、
エビを食べる責任みたいなものを感じた


現在も、
日本は90%以上のエビを輸入している。

ちょっと調べれば、養殖の問題点は
山ほどある。

人んちの台所を借りて、
油でギトギトに汚したまま、
ありがとねー♪
って片付けないで帰る人。
それが、私たち日本人。

エビもバナナもチョコもコーヒーも。

知らないで、安い安いと喜んでいる
場合ではない。

養殖の魚介、
国産や、先進国産は、ちゃんと高いのに、
後進国産だと、異常に安い。

その値段の違いは何なのか?
少しだけ、考えてみる。
少しだけ、知ろうとしてみる。

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